フランスで体験! 冬の火災予防訓練 - タラソテラピー&ライフ

フランスで体験! 冬の火災予防訓練

feu 火災予防

フランスで、「通報・消火・避難訓練」の講習を受けました。

私は、定期的に講習を受講しており、今回で3回目です。

質問に講習生たちが答えながら進められるのですが、何度講習会に参加しても、時が経つと忘れてしまうものだなぁ・・・と感じました。

 

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トラッキング現象による火災に要注意!

Close up of burning fireplace at home

実は、一年間を通して12月から3月の冬に火事が多いということをご存知ですか?

その原因は、乾燥する気象条件と、フランスでは、よく使用されている暖炉などの暖房器具によるものです。

うちにも暖炉があり、よく火を使うので、講習を受けるたびに、”火の扱いに注意しよう”と思い直します。

しかし、それだけではありません。

日常、特に気をつけなければならないのは、電気火災なのです。

 

フランスでは、火災が 2分に1回発生しています。

multiple

年間通して、フランスでの火事の原因の多くは、配線器具と電灯電話等の配線からの出火です。

よく、タバコが原因と答える人がいますが、電気火災が圧倒的に多いのです。

この火災は、差込みプラグ、コンセント、コード、蛍光灯、屋内線などから起こります。

 

トラッキング現象とは?

Failure

特に、差込プラグやコンセント、コードなど配線器具からトラッキング現象が起こります。

長い間差しっぱなしのコンセントと電源プラグの間にホコリがたまり、

そこに加湿などの湿気が加わることで、電源プラグの間で火花放電が繰り返され、

加熱されることで、放電をおこし発火します。

これがトラッキング現象です。

トラッキング現象による火災対策

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  • 常に、電気器具のコード (プラグ)は、コンセントから抜く
  • コンセントにホコリをためないように掃除する 
  • たこ足配線を止める

皆さん、さっそく住居をチェックしてみて下さい。

 

講習を受けた次の日、フランスの城で火災発生のニュースが!

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Le château d’Aunay-les-Bois (Orne) avait été reconstruit sous le règne d’Henri IV. WIKIPEDIA

火曜日に講習を受け、次の日水曜日は、仕事がお休みでした。

そこで、講習会で学んだことをラジオを聞きながらブログに書いていたら、

ノルマンディーの「オネイ・レ・ボワ城」が火事で焼失した!というニュースが入ったのです。

水曜日の早朝1時半に、城の2階から出火した通報が入り、80人の消防士が出動、再出火しないように日が開けるまで念入りに消火活動したとのこと。

犠牲者はいませんでしたが、歴史ある美術品と1971年に歴史的建造物に指定されたファサードと屋根を、今回の火事で焼失しました。

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出典:tendanceouest.com

1000年前からデ・ロマネ家が所有しており、城の基礎は11世紀にさかのぼります。

ヘンリー4世から受け継がれたこの城は、宗教戦争で一部が破壊され、16世紀に焼失し、17世紀に再建されています。

しかし、今回再び火災に見舞われたのです。

原因は発表されていませんが、このように古い建物の場合、トラッキング現象による電気火災が多いと言われています。

 

消化器使用訓練

People in the extinguisher training program

 

この講習会では、実習として消化器の使い方も学びます。

 

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日本の消化器の使い方は、下記のpdfを参考にして下さい。  https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-sinjyuku/oshirase/backnumber/shoukaki_toriatukai.pdf

 

講習会を受講することによって、火災に対処できる知識が増え、

また、防火設備の設置の仕方や取り扱い方を実践できます。

この知識をもとに、家が適切に維持・管理されていれば、

多くの火災を回避し、命を救うことができるのです。

 

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来年も講習会を受ける予定です。

火の用心・・・カチカチ!

 

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