私が大好きなニュース番組、TF1の13時からのニュースを担当していた、
約33年のキャリアをもつジャーナリスト、「ジャン=ピエール・ペルノー」70歳が、12月18日(金)に降板しました。
今後は、このニュース番組を「マリー=ソフィー・ラカロー」が受け継ぐとの事です。
しかし、「ジャン=ピエール・ペルノー」は、ジャーナリストの仕事を辞めるわけではありません。チャンネル「LCI」やインターネットを利用して、仕事は続けていくそうです。
TF1グループ内の「LCI」で、フランスの地方を守るための活動するとのこと。それが、『JPP TV(ジャン=ピエール・ペルノーTV)』です。
既に、12月17日(木)から、遺産、環境、文化、地域のニュースなどをテーマにしたプレイリストを提供しています。
✳ このプレイリストシステムは、アカウントに登録した者のみが観れるようになっています。
目標は、「Salto」や「Netflix」のようなプラットフォームを利用し、ユーザーが定期的に見てもらえるサイトを作るとのこと。
また、「ジャン=ピエール・ペルノー」は、1月9日からチャンネル「LCI」で週替わりの番組「Jean-Pierre et vous」をスタートさせます。
このプログラムは、フランス人から見た時事問題を中心に展開し、地元の人々が、各地域からライブで介入し、コミュニケーション取りながらコメントする番組だそうです。
現在、2021年2月11日に発売される書籍の準備をしているそうで、TF1の雑誌「グラン・ルポルタージュ」に地域に密着したテーマを、年3~4回、提供する予定とこのとです。
70歳と言う年齢でも仕事を続ける事が出来る環境がある、フランスのメディアは素晴らしいと思います。
現役で、これからもフランス人に密接したニュースや話題を発信し続けて下さい。

メルシー ♡ ジャン=ピエール
2020年12月18日の TF1 13時のニュース映像、2つの広告の後にJPPの最後のニュースを観る事が出来ます。

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TF1のジャーナリストと言えば、若い世代は、「PPDA」のことを知らない人もいますが、
元TF1の20時のニュースのスター司会者だった、Patrick Poivre d’Arvor(パトリック・ポワブル・ダルボル)73歳がいます。
フランスでは有名な、キャリアが長いジャーナリストです。
名前を略して一般に彼のことを 「P·P·D·A ペー·ペー·デー·アー」と呼んでいます。
テレビでは、1976年から1983年まで、Antenne2の20時のニュースの司会者を務め、1987年から2008年まで、TF1の20時のニュースの司会者を務めました。
PPDAをとても有名にしたのは、1988年のカナル+のショー「レ・ギニョル・ドゥ・ラ・インフォ」の人形でPPDAのキャラクターをニュースキャスターとして登場させた事です。
PPDAの淡々とした司会で、政治の話題を中心にエピソードが進行していく人気番組でした。
ユーチューブ「レ・ギニョル・ドゥ・ラ・インフォ」
キャリアの長い元気なジャーナリストと言えば、BFM TVにジャーナリスト、コメンテーターとしてよく登場している 「Alain Duhamel アラン·デュハメル」80歳ではないでしょうか。

皆さん、元気に現役で活躍してます。
ジャーナリストという仕事は、元気の源のようです。
