フランスでは、窓辺に花を飾って楽しむ習慣があります。
みんな好みの花を窓辺に飾っていますが、その中でも代表的な花と言えばゼラニウム。
しかし、冬になると何処の窓辺も寂しくなります。
窓辺の花
夏のバカンスで過ごした木造の山の家にも、ゼラニウムがたくさん飾ってありました。

フランスのバカンスは、アルプスが大人気!
ラクレット(raclette)は、ここオート=サヴォワ県(Haute-Savoie)の郷土料理です。チーズの断面を熱で溶かして削ぐ料理、「削る」を意味する"ラクレ(racler)"から ラクレット(raclette)と呼ばれるようになりました。ラクレットは、チーズの名前ではありません。
夏と違って寂しくなりがちな冬の窓辺のプランター。
今回、そんな時でもカラフルな花を咲かせてくれるパンジーを寄せ植えしました。
クリスマス用に寄せ植え
パンジー
・スミレ科一年草、耐寒性多年草
・花期:11~5月
・高さ:10~20cm
日本では、品種の大きな違いはないけれど、”パンジー”と”ビオラ”を呼び分けており、
花びらの大きいものがパンジー、小さいものをビオラと呼ぶようです。
パンジーは、開花時期が長いといわれています。
うちの場合は、長持ちさせるために、咲き終わった後の花びらを摘み取る「花がら摘み」をしてあげれば、たね作りに使うはずだった栄養を節約できるので、肥料をあげなくても、秋から1年間花を楽しむことができます。
La campanule オトメギキョウ(ベルフラワー)
オトメギキョウは冬に強いですが、霜に当たると傷ついて枯れる可能性があります。
なので、冬はやや乾燥気味の状態で育てた方がよいとのこと。
Calocephalus カロケファルス
カロケファルスは銀色の葉が美しい常緑小低木です。
秋から冬に出回る植物で、フランスでは、寄せ植えのアクセントによく利用されています。
寒さには強くないのですが、霜に当てなければ外で育てる事ができます。
乾燥には強く過湿を嫌う植物なので、雨季に注意しなければなりません。
今回は、雪をイメージして寄せ植えし、
寂しい冬の窓辺へ飾りました。