COVID-19の影響を受けて入荷が遅れていた、新型車両「ノルマンディー」(オムネオ Omnéo)!
フランスで製造された列車です。

世界第二位のフランスの鉄道メーカー「アルストム Alstom」
2020年7月、欧州委員会は「アルストム」社による「ボンバルディエ・トランスポート(Bombardier Transport)」社の買収を条件付きで承認したため、鉄道の分野では中国に次ぐ世界第二位の企業になりました!
アルストムは、主に鉄道(電車、路面電車、メトロ)などの輸送分野を専門としています。
世界第一位は中国の企業『CRRC Corporation Limited』です。
残念ながら、欠陥のあった新型車両「ノルマンディー」…。
2021年1月、新型車両「ノルマンディー」は、パリを17時に出発し19時に目的地へ到着する予定だったのに…、途中で問題が起こり5時間遅れて、0時45分に目的地へ到着しました。
その間、乗客は食べ物や飲み物もなく列車の中で過ごしたとの事。

新型車両「ノルマンディー 」は、パンタグラフという列車の電源を供給する部品に欠陥があったことが明らかになったのです。
電車はパンタグラフという部品を利用して、電車線から電気を取り入れます。
電車は走りながらでも、パンタグラフを利用して電気を取り入れることができるから、途中でエネルギー(電気)を補給するために停まらなくても、長い距離を走ることができるのです。
出典 :hitachi.co.jp
「アルストム」のエコ列車に期待!
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上記の列車「TER」は、フランス国鉄が運行する快速・普通列車です。
フランス国有鉄道(Société Nationale des Chemins de fer Français SNCF)は、アルストム社の「水素燃料電池列車」12両を約1億9000万ユーロで発注しました。
2023年から走行させる予定です。
今回受注した列車は、動力源の切り替えが可能な都市圏向け車両「水素燃料電池列車」です。
まずは、4つの地方で走行されます。
出典 : ccfj.com
- オーベルニュ=ローヌ・アルプ地方
- ブルゴーニュ=フランシュ・コンテ地方
- グラン・エスト地方
- オクシタニ地方
エコ列車の先駆者フランス!
2023年からの走行が成功すると、フランスの鉄道輸送のエコロジー化における歴史的な一歩となります。
フランスのアルストム社が製造した名称「コラディアiLINT(アイリント)」は、”世界初の水素をエネルギーとした燃料電池列車”です。
- 最高時速140km
- 航続距離は1000km
エネルギーとなる水素は、二酸化炭素(CO2)を排出せず、世界規模で次世代エネルギーとして注目されています。
現在の列車は、電気を取り入れて動く”電車”なので、既に「エコ列車」です。
しかしアルストムは、あえて水素燃料システム”究極のクリーンシステム”の列車を製造することで「究極のエコ列車」を成功させたいとしています!
燃料電池列車「コラディアiLINT」の電気供給の流れ
出典 : toyokeizai.net

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