宇宙センターへ行く輸送船- タラソテラピー&ライフ

宇宙センターへ行く貨物帆船

ESA 宇宙センター

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フランス・ノルマンディー地方の港には、素晴らしい船がよく碇泊しています。

先日、今まで見たことがない船が目に飛び込んできたので、

思わず、写真を撮りました。

 

ESA

 

警備員がいたので、遠くから船を観察、

珍しい貨物船「カノペ (Canopée)」です。

 

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ロケット部品を輸送する船

 

ロケット・アリアン6(Ariane6)の部品を輸送するための貨物帆船カノペ(Canopée)でした。

船の側面に青色で「アリアン6 搭載」と書かれていたので分かりました。

この船は、アリアン6 のロケットの部品を

フランス領ギアナの欧州宇宙機関の新型ロケット打ち上げ場所まで運ぶ貨物帆船です。

船の特徴のひとつは、4つの翼型の帆で推進すること。

5,000トンのハイブリッド船は、長さ121m、幅23m、喫水5m、

最大16.5ノットの速度で航行するそうです。

 

カノペは喫水(船の水没部分の高さ)が浅いため、

フランス領ギアナのパリアカボの浅い港にアクセスできるとのことです。

 

エコな船

ESA

 

設計者によると、この船は「風を最大限に利用する」近代的な船とのこと。

この貨物船の4枚の翼は、運航速度を変えることなく燃料消費を15%削減し、

海上で、1日あたり3.5トンの燃料を節約できると言うのです。

 

カノペの特徴

– 艤装: 貨物帆船

– 全長: 121メートル

– 帆面積: 363平方メートルのウィング4枚

– 国旗:フランス

– 母港:マルセイユ

 

ギアナ宇宙センター(CSG)

SPATIAL

出典: Centre spatial_guyanais

 

アメリカ大陸の北東部、ギアナ海岸に位置するクールー Kourou は、現在「ギアナ宇宙センター(CSG)」があることで知られています。

ギアナ宇宙センターの所有者、

フランス国立宇宙研究センター(Centre national d’études spatiales)、アリアンスペース社(Arianespace)、ESAが、共同で管理しています。

2021年、CSGに、3つの発射場を建設。

欧州の大型ロケット「アリアン5」(1996年~)と小型ロケット「ヴェガ」(2012年~)の打ち上げ、

また、ロシアのロケット「ソユーズ」(2011年~)の打ち上げにも使用されています。

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2023年からロケット「アリアン5」に取って代わる予定の

ロケット「アリアン6」用に、第4の発射場が建設されています。

 

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