フランス環境汚染、ステッカー義務化

環境汚染されていないと思っていたノルマンディーもついに…

2025年1月1日以降、フランス・ノルマンディー地方のカーン市近郊の11の市町村で、

低排出ガス制限ゾーンの地区を走行するときには、

運転時にCrit’Airステッカーの掲示が義務付けられました。

パリなど大都市では既に義務付けられています。

私は、パリに車で行くことがあるので、すでにこのステッカーを車に貼っていますが、

このステッカーは、無料ではないのです。

ステッカーは政府のウェブサイトから注文でき、3.81ユーロです。

Le site officiel de la vignette Crit'Air (certificat qualité de l'air) - Ministère de la Transition écologique

Le seul site officiel à délivrer la vignette Crit'Air (certificat qualité de l'air), établie en fonction des émissions polluantes du véhicule.

www.certificat-air.gouv.fr

未分類の自家用車（1997年以前）は、低排出ガス制限ゾーン

Zone à Faibles Émissions (ZFE)を走行できません。

この制度の目的は公害を減らすことであるからです。

罰則は？

無許可の車両、またはCrit’Airステッカーのない車両で低排出ガス制限ゾーンを走行した場合、

罰則が適用されます。

普通自動車は、68ユーロ

大型車は、135ユーロ

フランスでは、

ディーゼルエンジンは燃費が良く、燃料である軽油の価格が安いというメリットがあることから、

ディーゼル車がとても普及しています。

しかし、地球温暖化が進み、排気ガスの大気汚染で、

Crit’Airは2016年に制度が制定されました。

2017年からパリ、リヨン近郊を走行する全車両にCrit’Airステッカーをフロントガラスに貼り付ける事が義務付けられ、

現在、車を買い替える人たちが増えています。