140ユーロを切ったユーロネクスト株 - タラソテラピー&ライフ

140ユーロを切ったユーロネクスト株

France Finance and market. ユーロネクスト

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ               人気ブログランキング 海外生活ブログ フランス情報へ


 

欧州最大級の証券取引所グループ「Euronext ユーロネクスト」は、

火曜日のパリ市場でさらに1.1%下落し、

139.4ユーロで取引を終え、8営業日連続で下落が続いています。

ちなみに、12ヶ月平均の目標価格は148.14ユーロに設定されています。

これは、同証券取引所運営会社が先週、アテネ証券取引所を運営する

「ATHEX」の買収提案を発表したためです。

 

Discover ATHEXGROUP | ATHEX
The Athens Exchange Group operates the Greek capital market and offers trading, clearing, and settlement services.

 

この買収は、同グループが南欧での存在感を強化する機会となる見込みです。

「共に協力すれば、地域レベルでは決して実現できないほど、

はるかに強固な市場インフラを構築できるとのこと。

その上、ケプラー・シュヴルーが同銘柄の格付けを

「ホールド」に引き下げるとともに、

目標株価を170ユーロから155ユーロに下方修正したことが要因です。

 

スポンサーリンク

売る前に考えるべき3つの質問

France Finance and market.

 

  1. あなたの投資期間は?

    • 短期(~1年):今の下落トレンドを避けるために売却も検討対象。

    • 長期(3年以上):市場回復を見据えて保有でもよい。

  2. どのくらいの下落に耐えられるか?

    • 含み損への耐性が低いなら一部売却してリスクを減らすのも手。

  3. 代替の投資先があるか?

    • 売却後により成長性のある銘柄や投資先があるなら、資金移動は戦略的です。

 

結論

  • 短期リスクを避けたい/利益確定したいなら: 売却または一部売却が合理的。

  • 長期保有で、業績に信頼を置いているなら: 継続保有、もしくは下落時の買い増しも選択肢。

 

保有継続を検討すべき理由(中長期投資家向け)

France Finance and market.

 

・ユーロネクストは強い

Euronextは欧州最大級の証券取引所グループで、複数の国(フランス、オランダ、イタリアなど)に分散して運営しています。構造的な収益モデル(取引手数料+データ+テクノロジー提供)を持っており、長期的には安定性が高いです。

・市場のボラティリティ=収益増の機会

市場が荒れると売買が増え、手数料収入も上がるため、下落相場でも一定の強さを見せる企業です。

・配当利回りが安定

ユーロネクストは配当も比較的安定しており、長期保有には魅力があります(状況により変動)。

 

売却を検討すべき理由

France Finance and market.

 

・市場全体の下落トレンド  

現在(2025年8月)、欧州市場に逆風(貿易摩擦、景気減速など)が吹いています。短期的にはユーロネクストの業績や株価も連動して下がる可能性があります。

・利益確定をしたい  

すでにある程度の含み益が出ている場合、「下落前に利益を確保したい」と考えるなら売却は合理的です。

・短期投資/キャッシュが必要  

資金を他に回す目的や、リスクを軽減する目的で売却を検討する場合はあり得ます。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ               人気ブログランキング 海外生活ブログ フランス情報へ