フランスに在住のみなさん、
通帳「リブレA(利息非課税の貯蓄口座)」で、かしこく貯蓄していますか?
2024年の預金金利は、3%です。
通常、リブレAの金利は、年2回(2月1日と8月1日)更新されることになっていますが、
ブルーノ・ルメール経済相は昨夏、この規則を逸脱し、
2025年1月31日まで金利を3%に凍結することを決定しました。
今から通帳を作っても遅くありません!
去年2023年、2月1日から3%の利回りになりましたが、
1月は、2%の利回りでした。
計算すると、1月1日から12月31日までの平均利率は、2.92%となり、
去年は、完全に金利が3%とは言えませんでした。
しかし、今年は変更がありませんから、1月1日から12月31日まで預金金利は、3%です。
預金金利が6%!LEP
* 2024年2月1日より、LEPの預金金利が残念ながら5%になりました。
Livret d’Epargne Populaire (LEP)の2024年1月1日時点の金利は6%です!
この非課税貯蓄通帳LEPは、ユーロだての生命保険ファンドやほとんどの債券ファンドより
はるかに上回っています。
なので、一般にお金持ちと言われている人たちは、この通帳を作ることができません。
この通帳は、基準課税所得(RFR)と課税世帯の人数によって計算され、
上限を超えない世帯のために確保された預金通帳なのです。
貯金通帳(LEP)とは?
2024年1月1日 – 行政情報管理局(首相)の情報より、
Livret d’Epargne Populaire (LEP)は、貯蓄にリスクはなく、利息に税金はかかりません。
LEPを開設するには、18歳以上でなければなりません。
また、税務上フランスに居住していなければなりません。
2024年にLEP口座を開設するには、
2022年の基準納税所得(2023年納税通知書)または2023年の基準納税所得(2024年納税通知書)が
以下の制限を超えない必要があります。
納税者は、1つの世帯に2つのLEPを開設することが可能です。
(1つは本人用、もう1つは配偶者またはPACSパートナー用)
LEPを開設する際、最低30ユーロを口座に入金する必要があります。
その後、最低10ユーロを条件として、お好きな金額を入金することができます。
LEPの上限は10,000ユーロです。
LEPからの引き出しは自由です。
LEPの利息は毎月1日と16日に計算されます。
最初の2週間の利息は当月16日に計算され、2週間目の利息は翌月1日に計算されます。
利息を計算する際に考慮される価値日は、取引(入金または出金)の日付によって異なります。
毎年12月31日に、1年間に蓄積された利息が資本金に加算され、
利子は翌年1月1日から引き出すことができます。
普通預金口座は、開設に必要な所得条件を満たしている限り開設されたままです。
一昨年(N-2)の所得が上限を超えた場合でも、自動的にLEPを保有する権利を失うわけではありません。
翌年もN-2の所得が上限を下回れば、LEPを保有し続けることができます。
ただし、N-2の所得が2年連続で上限を超えた場合、LEPは閉鎖されます。
* 2024年2月1日より、LEPの預金金利が5%に引き下げられました。