みなさん、銀行で Livret A、LDDS、LEPを利用して、
賢く貯金していますか?
今まで、金利の高かったこれらのサービスの金利が、
2025年8月1日から、インフレを考慮し、
Livret Aの金利およびLivret de Développement Durable et Solidaire(LDDS)とLivret d’épargne populaire(LEP)の金利が、
また引き下げられることになりました。
えっ!こんなに低い金利に…
フランス銀行総裁の提言に従い、Livret Aの金利は、
2025年8月1日から現在の2.4%から1.7%に引き下げられました。
したがって、上限22,950ユーロのLivret Aの場合、
損失は160.65ユーロとなります。
貯蓄通帳 LDDSの金利は、Livret Aと同じなので、
2025年8月1日から1.7%となります。
(2025年2月1日から2025年7月31日までは、2.4%でした)
利息は2週間ごとに計算され、毎年12月31日に複利計算されます。
LEPの金利は、2025年8月1日に3.5%から2.7%に引き下げられました。
実は、当初の計画では金利が2.2%に低下する予定だったところ、
フランス銀行総裁が提言した支援策により、大幅に引き下げることがなくなりました。
LEPの限度額1万ユーロを保有する人々は、年間100ユーロ損失することになります。

フランスの経済成長が見られないのが心配です。
やばい!フランス株が下落
みなさんは、投資していますか?
2025年8月1日(金曜日)フランスの株が大幅に下落しました!
フランスの代表的株価指数 CAC 40は、2025年8月1日(金)に2.9%の急落を記録し、
1か月ぶりの安値になったのです…。
その原因は、
米国と欧州の貿易摩擦
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アメリカがフランス製品に15〜39%の関税をかける新たな制裁措置を発表し、フランスの輸出産業(高級ブランド、工業製品、食品)に大きな打撃を与えました。
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投資家は欧州全体に対して警戒感を強めており、フランス株もその影響を受けています。
フランス国内の政治的不安と財政問題
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フランス政府はGDP比6.1%という高水準の財政赤字を抱えており、投資家の信頼が低下。
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他の欧州諸国(ドイツ、イタリア、スペイン)と比較しても、フランスは投資先としての魅力が薄れているとの声が広がっています。
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企業への税負担の重さ、官僚主義の複雑さ、投資環境の不透明さもマイナス要因なのです。
まとめるとフランス株式市場の下落は、
- 国際的な貿易摩擦
- 世界経済の成長鈍化懸念
- フランス国内の政治・財政不安
といった要因が複合的に影響しています。