現在、フランスでは、春のバカンスが始まっています。
フランスを3つのゾーンに分け、各ゾーン2週間のバカンスを楽しむことが出来ます。
私も家族と”春のノルマンディーの海”満喫してきました。
2024年の春の連休が長すぎて問題に!
2023年~2024年の学校のバカンスの日程が発表されました。
皆さん、チェックしましたか?
一部の保護者の間で、春の連休が長すぎる!と問題になっています。
2024年の長い連休とは…
2024年5月8日水曜日は、第二次世界大戦の終結を記念 (la fin de la Seconde guerre mondiale)で祝日。
2024年5月9日木曜日は、昇天木曜日(Le jeudi de l’Ascension)で、学校は休み。
フランス政府は、5月10日金曜日と5月11日土曜日を休校日と決定したため、
5月12日日曜日は、学校が休みなので、
教育機関で仕事している人たち、生徒と教師は、5連休となるのです!
一般企業に努める私にとっては、この5連休は、羨ましい限りですが、
すべての家庭が、5連休を楽しめる事が出来ないので、
問題になっているのです。
私のように、一般企業に努めていると、有給休暇日数にも限りがあり、
しかも、子供のバカンスに合わせて仕事を休むことは容易ではありません。
その上、近くに面倒を見てくれる祖父母や、レジャーセンターに子どもを預ける手段がない保護者は、
ベビーシッターを確保したり、その料金も高くつくことになります。
ゾーンBは、春に3週間のバカンスが可能
Bゾーン(エクス・マルセイユ、アミアン、カーン、リール、ナンシー・メッツ、ナント、ニース、オルレアン・トゥール、ランス、レンヌ、ルーアン、ストラスブールのアカデミー)の生徒は、
2024年4月20日から5月6日までの春休み後、
学校に戻ってからわずか2日後に、5日間の連休に入るのです!
月曜日と火曜日に、有給休暇を取れば、
3週間のバカンスとなります。
Aゾーン(ブザンソン、ボルドー、クレルモンフェラン、ディジョン、グルノーブル、リモージュ、リヨン、ポワチエ)は、
春休みが終了して、2週間後に5連休になるので、
家族にとって充実した5連休になるかも知れません。
皆さんの計画次第です。