ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレートを使って焼き上げるチョコレートケーキ。
フランスのチョコレートケーキのレシピは、たくさんあり、種類も豊富です。
今回、フランスで作られている、代表的なチョコレートケーキを3種類ご紹介します。
Gâteaux au Chocolat moelleux ガトー・オ・ショコラ・モワルー
Gâteaux au Chocolat moelleux ガトー・オ・ショコラ・モワルーは、一般によく食べられているチョコレートケーキです。
ふんわりとした軽い食感が特徴のチョコレートケーキで、他のチョコレートケーキと比べると、小麦粉を多く使い、卵を少なくして作られています。
あまり長く焼くと、乾燥しすぎてしまうので、注意が必要なケーキです。
レシピによっては、バターなしでこのチョコレートケーキを焼くことが可能です。
Gâteaux au Chocolat fondant ガトー・オ・ショコラ・フォンダン
Gâteaux au Chocolat fondant ガトー・オ・ショコラ・フォンダンは、濃厚で重く、口の中でとろけるような食感が特徴のチョコレートケーキです。
ガトー・オ・ショコラ・モワルーよりも卵とチョコレートをたっぷり使い、小麦粉も少量です。
美味しく作る秘訣は、その焼き方にあり、低温でじっくりと焼き、素材を軽くキャラメリゼすることで、濃厚で少しねっとりとした食感が得られます。
Gâteaux au chocolat mi-cuit ガトー・オ・ショコラ・ミ-キュイ
このチョコレートケーキは、「クーロン coulant」とも呼ばれている半熟のチョコレートケーキです。
フランスのシェフ、ミシェル・ブラス氏(Michel Bras)のミ-キュイのチョコレートケーキはとても有名。(上記写真)
外側に焼き目を付け、内側はふっくらしている生地に、とろけるチョコレートが入っているケーキを作るのは、そんなに簡単ではありません。
このケーキを作るときは、下ごしらえの手順をきちんと守ることがポイントになります。
ミ-キュイのチョコレートケーキは、フランスで最も人気のあるデザートの一つです。
一度焼いて二度美味しいチョコレートケーキのレシピ
今回、モワルーとフォンダン、2つの食感を楽しめる、チョコレートケーキのレシピをご紹介します。
材料
- ダークチョコレート(カカオ70%) 250g
- 無塩バター 125g
- たまご 4個
- 砂糖 125g
- 小麦粉 40g
- 生クリーム 100g
作り方
1.オーブンを180℃のセットします。チョコレートを湯煎にかけて溶かします。
バターを加えてしっかり混ぜ合わせます。
2.たまごと砂糖をボールに入れ白っぽくなるまでしっかり混ぜます。この中へ小麦粉を加えてさらに混ぜ合わせます。
3.2に、生クリームを加えて、さらに混ぜます。
4.1と3を混ぜ合わせます。
5.型に入れ、180℃で20分間焼きます。
出来上がり!
粗熱を取って、焼き立てを食べると、モワルー・オ・ショコラ(上記写真)、
冷蔵庫で冷やして次の日に食べると、フォンダン・オ・ショコラ(上記写真)になります。