フランスにも、”回文になる名前”があります。
回文になる名前とは、例えば、「夏菜(なつな)」
子供の頃、回文になる名前や言葉で、遊んだことがありませんか?
回文とは、
ト
マ
ト
上から読んでも、下から読んでも同じ言葉のことです。
ト
マ
ト
上から読んでも、下から読んでも同じ言葉のことです。
私の知り合いの子供の名前
日本に何度も仕事で行ったことがあるという、知り合いのアジザさんは、日本の大ファン。
自分の娘の名前を、日本の空港会社と同じ書き方で「ANA アナ」と名付けました。
なので、「AZIZA ANA アジザ アナ」、
名字も名前も、左から読んでも、右から読んでも同じ ”回文になる名前”なのです。
もちろん、偶然ではなく、回文になるように名付けたとのこと。
ちなみに、回文は、フランス語で「パランドローム Palindromes」と言います。
フランス人は、回文になる言葉が大好き!
フランスでは、文字だけではなく、音節を考慮した”音節で回文になる愛称”で
人を呼びます。
私の甥の名前は、「ジュリアン Julien」ですが、
私たちは、「ジュジュ Juju」と呼んでいます。
日常でも、お気に入りの人に対して、「Chouchou シュシュ」や「Loulou ルル」、
と愛情を込めて呼ぶなど、音節で回文になる言葉をよく使います。
赤ちゃんに名付けたい!オリジナルな名前
回文になる名前は、印象に強く残り、覚えてもらいやすい特徴があります。
例えば、有名なミュージシャン、
ABBA(アグネータ、ビョルン、ベニー、アニフリッドの4人の頭文字からなる名前)
Zaz(イザベルの短縮形)
回文になる名前 女の子
- Ana ou Anna ou Hannah
- Ada ou Adda
- Ava
- Aya
- Eve
回文になる名前 男の子
- Natan ou Nattan
- Oto ou Otto
- Bob
- Ara
- Nayan
一般的に短い名前で、フランスでは、アラビア語の名前が多くみられます。