ピンク税って聞いたことがありますか?
私たち女性にとって不公平な税なのに、
私が、2020年に投稿した「ピンク税」についての記事は、
統計上、上位にランキングする記事ではありませんでした。
大切な事なのに一般ユーザーにとっては関心が少ない事なんだ…と、
データを見て思った記憶があります。
が、今回トランプ政権の経済政策から、再び、過去に投稿したピンク税の記事を
読み返してみました。
興味がありましたら、是非、ご覧ください。

女性に不利なアメリカの関税制度
何十年もの間、アメリカの関税制度は、
女性向けの製品は、男性向けの製品よりも重く課税されています。
この性別による関税は、経済的にアメリカ在住女性に大きな影響を与えているのです。
フランスについては、上記投稿記事を参考にして下さい。
コロラド州のブリタニー・ペターセン議員によると、
「衣料品からカミソリ、さらには個人衛生用品に至るまで、
女性は日常必需品に対して男性よりも高い金額を支払い続けている」と
話しました。
不公平!ピンク税
現在、アメリカ在住の女性の日々の家計に現実的な影響を及ぼしているピンク税。
プログレッシブ・ポリシー・インスティテュート(PPI)の調査によると、
2022年まで、女性用衣料品にかかる税は16.7%に上昇、男性用衣料品は13.6%、
なので計算すると、女性用衣料品は、1点につき平均1ドル多く支払うことになります。
明らかに、不公平です!
ドナルド・トランプの相互関税は、この格差をさらに拡大する恐れがあると言われています。
現在米国では、衣料品のほとんどが輸入されている商品のため、
短期的に64%、長期的に27%の価格上昇に直面することになります。
この価格上昇は、高級品よりも 「低価格帯」の商品に多く影響するので、
そのため、女性と低所得世帯に影響を及ぼします。
なので、女性そして低所得者は、
トランプ政権による経済政策の最初の被害者となる可能性が高いわけです。