La taxe rose - ピンク税とフェミニズム | タラソテラピー&ライフ

La taxe rose – ピンク税とフェミニズム

feminist ピンク税
”ピンク税”は、欧米諸国で設定されている女性用商品というだけでかかる“謎の税”のことです。

たとえばシャンプー、ボディソープ、カミソリ、シェービングクリームなど、男性商品と同じにもかかわらず、ピンク色の女性商品のほうが割高である価格差のことを「ピンク税」と言います。

1990年代にカリフォルニア州で、女性税という名称で「ピンク税」という概念が登場しました。

その後、2013年、デンマークの美容師が、髪の長さが同じであるにもかかわらず性別によって異なった料金設定をしたため、このことを理由に、差別ということで有罪判決を受けた事件もあります。

フランスの作家であり、初期のフェミニストとしても知られている「George Sand ジョルジュ・サンド」(1804−1876)。そのジョルジュ・サンドにあやかって、Georgette Sand ジョルジェット・サンド」と名乗る団体があります。

この団体は、女性解放のために活動するフェミニストの団体で、この団体が2014年にフランスのスーパー「Monoprix」の商品で価格差の調査を行いました。その結果、ピンク税が実際に存在する事を発表したのです。

 

Payer plus pour genrer plus
Si George Sand s’était pointée au Monoprix, aurait-elle acheté un Bic bleu ? Ou un Bic rose plus cher ? Le collectif Georgette Sand dénonce la

 

私は、このピンク税のことを知ってから商品の値段に気をつけ、比べるようになりました。それから、6年後の2020年、「Monoprix」の商品を久しぶりに比べてみました。

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2020年11月「Monoprix」にて、「シェービングジェル」値段1€99

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ブルーとピンクの同じ商品は、同じ値段でした。

同じ商品で比較してみました。ブルーとピンク、色が違っても値段は同じでした。

スーパー「Monoprix」は、その後「ピンク税」を廃止したようです。しかし、現在でも他の場所では、「ピンク税」が存在していると言われています。購入する際はには、気をつけて値段を比べてみて下さい。

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第20代フランス大統領の訃報

Valéry Giscard d’Estaing(ヴァレリー・ジスカール・デスタン)第20代フランス大統領(在任1974年 – 1981年)が、2020年12月2日水曜日に、COVID-19 により94歳で亡くなられました。94歳と304日を生きた、史上最も長寿のフランス大統領です。

48歳で大統領に就任、その時代のニーズにそったモダンな政治を行い、お互いの合意による離婚を認め、中絶を合法化し、成人の年齢を21歳から18歳に引き下げた大統領です。

Valéry Giscard d’Estaing(ヴァレリー・ジスカール・デスタン)大統領は、ジスカール又は「IVG : interruption volontaire de grossesse (人工妊娠中絶 )」と呼ばれていました。

なぜかと言うと、1975年にSimone Veil(シモーヌ・ヴェイユ)厚生大臣によって、中絶を合法化したからです。

「ヴェイユ法」

1975年1月17日、人工妊娠中絶に関する法律 (通称「ヴェイユ法」)とは、フランスにおける人工妊娠中絶の合法化の枠組みを定めた法律です。

ジスカール・デスタン大統領時代に厚生大臣を務めたシモーヌ・ヴェイユが法案を起草し、1974年11月26日に国民議会に提出。3日間にわたる討論で反対派から猛烈な非難を受けながらも可決にこぎつけ、中絶の合法化に至った法律です。

1970年代の女性解放運動 (MLF)

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フランスで最初の組織である 女性解放運動 (MLF : Mouvement de libération des femmes ) が誕生したのは1968年5月のことです。

そして1970年、人工妊娠中絶の自由化を求め女性解放運動の高まる中、1971年に、著名人を含む女性達が、「私は中絶手術を受けた」と公言しました。

このマニフェストを起草したのはシモーヌ・ド・ボーヴォワールで、勇気のあるフランス人女性343人がこれに署名しました。

それから、5年後の1975年1月17日、人工妊娠中絶が法律として合法化されました。権利を勝ち取るために5年かかったのです。

その間、1972年には男女平等に関する最初の法律(同一賃金法を含む)が制定されています。

これらのフェミニストの勝利は、政治的、社会的、法的にかかわらず、平等を要求し続けています。

2020年の女性解放運動

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フェミニズムとは、「社会における女性の役割と権利の向上と拡大を目指す運動」と定義されています。

2017年10月、ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行を告発する捜査が発表された後、ハリウッドの女優達から始まった「#MeToo」、
フランスでは、「#BalanceTonPorc」、自由、平等、社交性をモットーにしたフェミニズムは、ソーシャルネットワーク上や、公共の場、メディアや社会、特に若い人たちの間に現在どんどん広まっていきました。

2020年3月1日、フランスでは、フェミニストのヴィルジニー・デスペンテスが、数十人の女性への性的暴力を告発したロマン・ポランスキーに、セザール賞最優秀監督賞を授与したことを受けて、意見書を発表しました。

2020年7月28日、初期のフェミニスト活動家(勇気のあるフランス人女性343人の中の1人)で弁護士、政治家の Gisèle Halimi(ジゼル・ハリミ)が、93歳で亡くなりました。1980年にレイプが犯罪として認められたのは、彼女の訴えのおかげです。

日本の女性解放運動

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日本では、女性に職場でのヒールやパンプスの強制に反対する運動「#KuToo」がありました。この運動のおかげで、2020年4月1日から、日本航空がCAにヒールがない靴の使用を認めるという変革へ繋がり、同時にパンツスタイルの制服が導入されています。

 

JAL、全部門の制服を一斉リニューアル。4月1日から着用開始
 JAL(日本航空)グループは4月1日、航空運送事業に関わる全部門の制服を一斉リニューアルし、着用を開始した。オリンピック・パラリンピックイヤーとなる2020年を一つの区切りの年として、全部門の制服一斉リニューアルを行なうことを発表しており、4月1日に予定どおり新制服の導入となった。

 

これからも、女性解放運動は、世界中のさまざまなフェミニストや団体の活動を通して良い方向へ前向きに改革し、歴史を変えていくことでしょう。

 

 

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