今年は、果物が甘くて豊作です。
うちの桃も、初めて実をつけ、美味しくいただきました。
ブドウも豊作のようで、
今まで、”お隣さんのブドウ”がうちの庭に実をつけたことがなかったのですが、
綺麗な実をつけたブドウが成長しているのに、
毎日、見惚れています。
お隣さんのブドウがうちの庭に…罰金がやばい!
うちの敷地になっているブドウなので、うちで収穫して食べてもいいのかな?と思い、
調べたところ、
隣人の果物を不法に摘み取った場合、
隣人の果物を不法に摘むことは、窃盗に相当する刑事犯罪になるとのこと。
窃盗とは、他人の物を不正に奪うことなので、
フランスでは、3年の懲役および45,000ユーロの罰金(約777万円)
1 EUR = 172,730 JP
(刑法第311条第3項)が科せられると言うのです!
フランスは、隣人の果実の摘み取りや収集を厳しく規制
摘み取りの原因が自然発生か人為的か、また共有地であるかどうかに応じて異なります。
果実が隣人の木にある場合、それはその所有者に帰属します。
したがって、隣人のものなので、その枝から直接摘むことはできません。
たとえその木の枝がうちの土地に張り出していたとしてもです。
しかし、果実がうちの土地に自然に落ちた場合、食べることができます。
共有する場合、果実だけでなく花も、それぞれの所有者に半分ずつ帰属します。
したがって、隣人同士で均等に分配されなければなりません(民法第670条)。
- 自然に落ちた果実を拾うことは許可されています。
- 揺すって果実を落とすような行為は禁止されています。
- 境界線上の果実は、等分に分け合うことが許可されています。
これらの規則に違反した場合、窃盗罪で刑事訴追の対象となります。
と言うことで、
食べごろになったら、お隣さんに話してみます。