最近、地球温暖化についての話題をよく記事にしているので、またこの事を投稿するのは…と思ったのですが、
暑さから逃れるために、私の住む海沿いのノルマンディーに短期滞在する人々に出会ったことで、すごい猛暑が訪れることを実感し、記事を書くことにしました。
2022年6月16日木曜日、フランスのエロー地方にあるサン=ジャン=ド=ミネルヴォワで、気温40℃を記録しました。
メテオ・フランス(フランス気象協会)によると、
このような早い時期に、40℃に達するのは初めてのことだそうです。
今回の猛暑は、すでに非常に高い気温となっているスペインからきた熱波の影響によるものとのこと。
ノルマンディーも暑い…。
ノルマンディーも朝から天気がよく、日差が強くて海風がない…。
海で泳ぐには、まだ18℃なので、快適とは言えませんが、
海水浴を楽しむ人もいました。
私の職場では、
先日購入した、ダイソンの空気清浄機能付タワーファンが大活躍しています。
詳しくはコチラから
学生の登校見合わせ
今回、フランスへ到来した熱波対策として、
文部科学省が木曜日に発表した声明によると、
赤色の熱波警報が発令されている県では、大学生も含め、学校へ通う子どもたちに、
6月17日金曜日の登校を見合わせ”自宅待機させてもよい”ということを発表しました。
学校に行かなくてもよいということなのです。
熱波のピークはいつ?
フランスでは土曜日に「熱波ピーク」が予想されています。
現在、14県が赤色警報、56県がオレンジ色警報になっています。
また、大西洋沿岸の県では、気温が42℃に達すると予測されています。
🔴 14 dpts en #vigilanceRouge
🔶 56 dpts en #vigilanceOrangeRestez informés sur https://t.co/rJ24zzmmy4 pic.twitter.com/s0HFHrKHD5
— VigiMétéoFrance (@VigiMeteoFrance) June 17, 2022
熱波に対する赤色警報は珍しい?
赤色警報が発令されるのは、極めて稀なことです。
フランスでは近年、熱波による赤色警報が何度か発令されています。
メテオ・フランスの年次報告書によると、
2020年には、オー・ド・フランス、ノルマンディー、イル・ド・フランスの県が、8月7日から12日にかけて熱波に対する赤色警報に指定されました。
2019年は、6月27日から29日にかけて、
エロー、ガール、ヴォークリューズ、ブーシュ・デュ・ローヌが赤色警報に指定されました。
さらに、オー・ド・フランス地方とパリ地方を襲った熱波により、同年7月24日から26日にかけて赤色警報が発令されたことがあります。
これ以前は、赤色警報が発令されたことはありませんでした。