正解は、セルビアです。
意外と知っているようで知らない、バルカン半島の国々。
はっきり答えることができない人が多いのは、2006年6月5日に、セルビア共和国となったからです。
実は、「セルビア・モンテネグロ」でしたが、この日、モンテネグロが独立し、「セルビア」と「モンテネグロ」の2つの国が誕生します。
セルビアは、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国だった
様々な民族からなる、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の同盟を初代大統領ヨシップ・ブロズ・チトー が、絶大なる指導力を持って維持していました。
庶民から、フランス語では、”ル・マルシャル・ティト le maréchal Tito”チトー司令官と呼ばれ、ユーゴスラビアに影響を与えた大統領です。
ちなみに、チトーは通称名です。
しかし、第2次世界大戦後にスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの6つの共和国で誕生したユーゴスラビア連邦は解体していきます。
2009年12月22日、セルビアは、欧州連合に加盟を申請しましたが、EUからはコソボとの関係改善が加盟条件とされ申請を受け入れられませんでした。
2021年現在も、セルビアとコソボ(コソボの大半はアルバニア人)は対立状況にあり、EU加盟にいたらず交渉中です。
コソボは、独立を希望
現在、コソボを国として承認しているのは日本を含めた91ヶ国だけです。
その他の国はコソボを国として認めていません。
世界で有名なニコラ・テスラは、セルビア人
ベオグラード空港の名前は、ニコラ・テスラ空港、100ディナールのお札にもテスラ、そして、テスラ美術館など、テスラだらけのベオグラード。
両親がセルビア人だったことから、テスラの国籍が”セルビア”だったとは、知りませんでした。
テスラは、フランス法人のゼネラル・エレクトリック社(世界最大のアメリカ合衆国の総合電機メーカー)の技師としてパリやストラスブールで働いていました。
しかし、当時のヨーロッパではテスラの開発した”誘導モーター”に興味を抱く人はいませんでした。
そこで、渡米を決意します。
その後、業績を積み数多くの特許を取るなど、アメリカで活躍します。
当時、既に有名だったエジソンのもとで働きますが、直ぐに独立します。
テスラの「交流送電」とエジソンの「直流送電」で確執が始まります。
結果は、テスラの勝利!
現在は、全世界でテスラの「交流送電」が採用されています。
甘いんだけどハマっちゃうスイーツ「バクラバ」
トルコを始めとし、セルビアでもよく食されているスイーツ、
すっごく薄い春巻の皮のような”フィロ生地”の間に、刻んだクルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどをはさみ、40分くらい焼き上げてから濃いシロップやはちみつなどをたっぷりかけたお菓子です。
カロリーチェック
バクラバを試食。
シロップやはちみつなど底に溜まっているのが見え”すっごく甘そう”と、食べるのに躊躇しました。
しかし、食べてみると上記のお店のバクラバは甘すぎず、ピスタチオやくるみなどの風味が心地よく口に広がり、美味しくてハマりました!
消化がよく、吸収しやすいスイーツなので、体内に停滞しないため、消化器系に負担をかけることはありません。
食べても、簡単には体重増加に影響しないスイーツなのです。
確かに、結構バクラバを食べたにもかかわらず、体重が増えることはありませんでした。
世界各国の平均年収 収入 給料 ランキング
セルビアは、56位で月給は約4万5千円です。
食に関しては、とても安くでお腹を満たすことができます。
郷土料理は、肉料理が多いためヴィーガンやベジタリアンの方が
外食するには、結構大変かもしれません。