フランスの新車購入の仕方「LOA」ローン- タラソテラピー&ライフ

フランスの新車購入の仕方「LOA」ローン

Philadelphia 新車ローン

9月中旬からフランスでは、100%フランスで生産されている「ヤリスクロス」の予約販売が始まりました。

これに伴い、”ショップにヤリスクロスが入荷したので見に来て下さい”と連絡をもらったので、早速、見に行ってきました。

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欧州で発売する新型コンパクトアーバンスタイルSUV「ヤリス クロス」の生産を開始

トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス
Toyota Motor Manufacturing France (TMMF)

いつものように、イッテ見てビックリ!

現在のヤリスより一回り大きいだけと思っていたのに、「C-HR」のように結構大きいヤリスクロスを見て驚きました。

Geneva

フランスでは大人気!カッコいい「toyota C-HR」

C-HRと比べると、ヤリスクロスの外装は”長方形のボックス型”ですので、フランスで流行るでしょうか?

今後が楽しみです。

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残価設定ローン(LOA)で新車を購入するフランス人たち

「LOA」とは、日本でいう「残価設定ローン」のことです。

フランス語では、Location avec option d’achat (LOA) 購入オプション付きリースと言います。

この残価設定ローンとは、車両代金から、3年~5年後の下取り価格をあらかじめ差し引いた金額でローンを組むというものです。

そのため月々の支払額が低くなるので、新車に気軽に乗ることが出来るローンのことです。

フランスでは新車を購入する場合、この残価設定ローン(LOA)で購する人が増えています。

2017年には、残価設定ローン(LOA)が25.7%増加したのに対し、自動車ローンは10.8%減少しています。

出典:ASF調査

yaris

新車ヤリスクロスの広告より、残価設定ローンが毎月209€〜と、わかりやすく大きく書かれています。

もちろん、広告ですからこの写真の車が月々209€ = 2万7千円ではありません!

但し書きに小さな文字で、本キャンペーンは個人のお客様を対象、

対象車は、2021年10月31日までにトヨタのネットワーク参加店でご注文いただいた「ヤリス クロス ハイブリッド 2WD ダイナミック ピュアホワイト」の新車と書かれています。

1回目のリース料が4,350€ = 56万5千円、その後36回のリース料が209€/月です。

ちなみに、この広告の写真は、「ヤリス クロス ハイブリッド AWD-i コレクション ピュアゴールド/ブラックルーフのツートンカラー」で335€ = 4万3千円/月です。

計算すると、126€ = 1万6千円/月の差があります!(1€=130円)

フランスの経済・財務省のサイトでも説明「LOA」

lk

Qu’est-ce que la location et l’achat d’une voiture en leasing ?
Leasing, location avec option d'achat (LOA), location avec promesse de vente ou crédit-bail : ces 4 termes désignent un même type de crédit à la consommation qu...

実は、COVID-19の影響を受けたフランス自動車業界を政府は支援しています。

そして政府は、地球温暖化対策のために、多くのフランス国民がEV車や環境に優しい車に買い替えることを推奨しています。

なので、LOAなどを利用してリースで新車を購入した場合、”電気自動車またはハイブリッド車の新車購入に対する環境報奨金”の条件に合えば、政府から援助を受けることができます。

LOAは、どのような仕組みなの?

Coins stack in columns on saving book and car

銀行や信用機関が消費者に代わって車両を購入します。

消費者はその所有者となる仕組みです。

契約内容は、毎月一定期間リース料を支払うことに同意し、その代わりに車両を使用することができるというものです。

契約で決められた使用期間が終了すると、3つの選択肢があります。

1. 契約時に合意した金額(残価)を払って車を買い取る
2. 新車に買い替える
3. 車を返す

必要に応じで選択できます。

メリットは?

・ リースは、通常は24ヶ月から72ヶ月の間、消費者は購入を約束することなく車両を使用することができます。

・ 一般的に、LOAによる消費者の月々の支払額は、通常の自動車ローンよりも低いです。

・ 消費者は常に、最新の車両に乗り続けることができます。

デメリットは?

・ 契約後、消費者がリースしていた車両を購入し乗り続けることを選択した場合、今までのリース代と残価の合計額は、通常の自動車ローンを組むよりも高くなります。

・ 一定の走行距離が定められているため、超過した場合には超過料金を払わなければなりません。

・ 契約終了時には同じ状態で返却しなければならないため、車両の改造はできません。

・ リース車が大破したり、焼けたり、盗まれたりして車がなくなっても金融機関に引き続きリース料を支払わなければなりません。

・ 契約期間中は、リース車両を第三者に売却する事はできません。

実際に見積もりを見てみましょう!

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フランスのTOYOTAの場合 1€=130円

ヤリスクロス(ハイブリッド・モデル名デザイン・2WD) 値段 27 661,00€ = 360万円

1回目のリース料 6 499,99€ = 84万円

契約走行距離 45 000km

リース期間 37ヶ月

下取り価格 16 047,00€ = 200万円

死亡保険とメンテナンス込

* 死亡や障害が発生した場合に備えて、相続人がリース料を負担することにならないように、保険保証されています。

36ヶ月間のリース料 278,15€ = 3万6千円/月

リース開始時の一回目の頭金を入れると、リース料は安くなります。

しかし、この1回目のリース料(頭金)は、戻ってきません。

頭金を払う義務はありませんので、頭金を入れずにリースすることができますが、月々のリース料が高くなります。

車を買って、売って、新車を再びリース

Olsztyn

LOAでは、リース契約終了後にリースした車を購入することができます。

そこで、契約終了後この車を購入して、すぐに売却してから、再び新しい車をLOA契約することで、新車に乗り続けることができるというわけです。

気をつけたいこと

Close up

リース料が高いと、不動産購入などで別のローンを組む際に不利になることがあります。

また、リースの返済には、自分の返済能力を確認する必要があります。

リース契約を結ぶ前に、十分な情報を得て、自分の返済能力やリース金額に関連するコストを考慮することが非常に重要です。

 

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「LOA」のシステムが自分にとって利益をもたらすものであるかどうか、

必ず確認して下さい。

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