年に一度、8月15日に見られるヴェルサイユ宮殿のミステリーをご存知ですか?
フランス絶対王政の象徴的な人物であり「太陽王」の異名をもつルイ14世。
その太陽が、ヴェルサイユ宮殿の前に広がる素晴らしい庭に続く運河の中央に沈むのです!
2025年、確認も兼ねて、ヴェルサイユ宮殿へ行ってきました。
ヴェルサイユ宮殿に沈む夕日
ヴェルサイユ宮殿の大運河の向きは、ルイ14世の誕生日である9月5日に、
太陽が大きく美しく中央に沈むので、この方向が選ばれたといわれていますが、
この情報は、真実か証明されていません。
8月25日(サン・ルイの日)や8月15日(聖母被昇天祭)の方が、
太陽が水面の軸に沿って、中央に沈む日だと証明されています。
そして、ヴェルサイユの軸線は、運河から伸びる直線をイスラエルまで延長すると、
キリストの墓に正確に重なるというのです!
意図的に建築されたのかは、謎のまま…。
単なる偶然だったとしても、この一致は、凄すぎる!