歯の矯正終了 !! 歯科矯正の大切さを知る- タラソテラピー&ライフ

歯の矯正終了 !! 歯科矯正の大切さを知る

orthodontiste 歯の矯正

我が家の ”Kiki15歳” の2年間の歯の矯正が終了しました。「いやぁ〜2年で終わってよかった。」っという安心した気持ちでいっぱいです。周りは、「矯正の期間が延長になった。」とか、「今年で歯の矯正をはじめて3年目。」などよく聞くので、ちょっと心配していたのです。

矯正のきっかけは、毎年おこなっていた歯の検診で担当医から、「奥歯の生えるスペースが足りないのが原因で前歯が重なってきていて、その上、奥歯の噛み合わせも悪い状態なので、このままだと奥歯は虫歯になり、将来的に奥歯を失う確率が高くなる」と言われ、矯正する事にしたのです。

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矯正する前の歯 : 前歯の上下の歯が斜めにずれてきています。

今年の1月に、4本の親知らずも、生える前に抜きました。治療は15分で終了し、あまりの早さに、えっもう帰宅できるの !! っとビックリしました。生える前に抜いた方が、出血が少なく、治りも良好だと思いました。

 

 

現在は、白くて歯並びの良い健康的な歯になり、ますます元気一杯です。歯と同様、ピカピカ輝いています。

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歯を矯正する矯正歯科とは

矯正歯科という言葉はフランス語で『 orthodontie 』: ギリシャ語で「正しい」を意味する  « ortho » と「歯」を意味する « odontosvoulant » に由来しています。

矯正歯科は、歯や顎の位置や歯並びの異常の診断・治療・予防を行う歯科の専門分野となります。

フランスにおける矯正治療の目標は、審美性よりもまず虫歯予防など健康を維持するために矯正することを重視しています。

そして、矯正治療は子供や思春期だけのものではなく、あらゆる年齢層の大人も対象としています。大人になってからでも遅くありません。

また、矯正歯科医は、歯科医、小児科医、耳鼻咽喉科医、呼吸器科医、言語療法士、理学療法士などチームで仕事をすることもあります。

歯並びや噛み合わせの良さは健康管理の一つと考えられており、スポーツ選手が噛み合せを治療すると、パフォーマンスが向上することはよく知られていますよね。人間にとって大切なのです。

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歯を矯正する5つのメリット

1. 虫歯、歯周病の予防

歯並びが悪いと食べものや汚れがたまり、虫歯や歯周病になりやすくなります。矯正治療で歯並びを整えると歯磨きがしやすくなり、歯の病気の予防になります。

2. 噛む能力が向上する

歯並びを整えると噛み合わせが良くなり、咀嚼、嚥下機能が向上します。その結果、食事がおいしく感じられ、さらに消化吸収が促進されます。

  • 咀嚼(そしゃく: 摂取した食物を歯で咬み、粉砕すること
  • 嚥下(えんげ: 口の中で咀嚼した食事を飲みこみやすい大きさに取りまとめ喉の奥へ飲みこみ、食道から胃へ送り込むこと
3. 発音が改善される

発音は歯並びと舌の動きに大きく影響されるため、矯正治療によって発音を改善する助けになります。

4. 集中力がアップする

矯正治療で噛み合わせがよくなると、脳に刺激が伝わりやすくなります。正しく噛むことは脳細胞の活性化につながり、情緒の安定や集中力アップが期待されます。

5. 生涯の医療費の軽減

矯正治療することで虫歯や歯周病の予防につながり、生涯にかかる医療費が減ることが指摘されています。

子供の矯正治療

子供の歯の矯正は、最近では当たり前のように行う治療の一つです。成長発育していく段階で、正常な咬み合せをつくるための土台となる顎の成長を正しい方向へと促す「成長誘導」が可能となるからです。また、歯並びのための基礎的治療も行うことができます。

上下の骨格の前後的、垂直的、左右的ズレのある場合には、顎の成長を利用できるこの時期に成長を抑制したり、促進したりすることで骨格のズレを改善し、その後の上下顎のバランス良い成長を促したりすることもできるのです。

顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合には、歯列を拡大することで、二期治療(永久歯列期の本格矯正治療)で非抜歯治療が可能になるのです。

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参照 : 矯正治療と年齢  ノーブルデンタルクリニック

二期治療とは

永久歯が生え揃ってから行なう矯正治療です。主に、永久歯を適切な位置に整え、歯並びや噛み合わせの改善をします。

うちのKikiは、13歳から始めたので、全て永久歯でした。
この時期の治療では、大人の矯正と同じ装置を使います。

審美ブラケット

審美ブラケット

歯の表面につける装置のうち、透明のプラスチック製や白いセラミック製など歯の色になじんで目立たないタイプのものを、審美ブラケットといいます。

Kikiの場合は、保健の補助が良かったので、審美ブラケットを選びました。装着した当初は、友達もKikiが矯正を始めたとは気がつかなかったそうです。目立ちません。クラス写真で、スマイルしていても”矯正中”というのが見えず、笑顔で毎日過ごすことができます。

治療は、1ヵ月に1度のペースで行われますが、経過によっては、数ヵ月に1度のペースなど、人によって違います。
1回の診療時間は約15~30分程度です。はじめて装置をつけるときや、口の中の装置を外すときなどは、1時間以上かかることもあります。

一期治療で永久歯の誘導がうまくいった場合は、二期治療そのものが不要になる場合もあるとのことです。

矯正治療の終了後は、保定装置(リテーナー)により後戻りを防止します。

Kikiも、矯正は終了しましたが、後戻りを防止する、保定装置(リテーナー)を歯の裏に装着しています。
(Kikiが、大人になったら、外しに来て下さい。と言われましたが…いつなんだろう?)

矯正歯科へ行くタイミングは
  • 顎が変形している(不正咬合)
  • 歯と歯の間のスペースが余っている状態
  • 歯を支える組織や靭帯である歯周病菌の機能不全
  • 頻繁に親指しゃぶりする
  • 舌で歯を押す
  • 家族に同じ異常(遺伝的要因)を持つ人がいるなど、
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Kikiが赤ちゃんだった頃、おしゃぶりは歯並びを悪くするので、与えない方がいいと言われてました。

 

子供のための矯正治療の適応年齢

通常、親が子供を連れて矯正歯科医の診察を受けるのは、7歳から11歳までが一般的だそうです。この年齢になると永久歯と乳歯が共存するようになり、この時期に異常が顕在化することが多くなるのだそうです。

Kikiの場合は、奥歯が原因だったことから、生えてみないと分からない場合もあると思います。やはり、一年に一度は歯の検診をする事をお勧めします。

矯正治療に掛かる費用

子供の場合、矯正治療は早ければ5歳から始めることができます。

16歳になる前に治療が開始された場合、3年間の制限治療期間の範囲内であれば、3ヶ月に1回、96.75ユーロ健康保険の補助を受けることができます。

残りの費用は、会社や個人で積み立てている健康保険(mutuelle)を使用するので、日本に比べるとかなり格安で治療することができると言うわけです。

審美ブラケットとメタルのブラケットでは、積み立てている健康保険(mutuelle)によりますが、自己負担が100ユーロ位違います。

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現在、フランスの学校では、生徒はマスクを着用しているので、メタルにしてもセラミックにしても矯正装置は見えません。

 

 

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