8月1日は、リュグナサド(Lughnasadh)または、ラマス(Lammas)という
古代ケルトの伝統を受け継いだ「魔女の収穫祭」で、1年の安息日です。
ちなみに、ケルト人の宗教は ドルイド教 。
当時、王様の次に身分が高いドルイド(神官)が、人間と神との間をつなぐ媒体・政治家・医者など、
様々な役割をドルイドが果たしていた宗教です。
アイルランドの異教「光の神リュグ Lugh」に由来する事から、収穫祭はリュグに関わるかたちで祝われます。
Lammasの語源は、その年に最初に収穫された穀物から作られる「最初のパン」という意味です。
その為、この日にパンを作ります。
収穫祭は現在でも行われており、近所の人たちが集まって焚き火で祝い、
おいしい食事を楽しむ機会となっています。
リュグナサドの祝い方
安息日は、自分の時間に感謝する日です。
リュグナサドの太陽の季節は、ゆっくりと確実に去りつつあるということも示しています。
リュグナサドをできるだけ簡単に祝うのならば、
太陽の下でのんびりしたり、
森林浴をしたり、海や川で泳いだり、
流れ星を見たりと、季節のアクティビティを最大限行って下さい。
また、旬の食材に敬意を払って下さい。
フランスでは、庭で採れたてのトマトをかじることもリュグナサドです。
魔女の儀式をしてみたい
Voir cette publication sur Instagram
オレンジ色のろうそく、小麦(穀物でも可)、パン、オレンジ色の紙片、ペン、バスケット、そして好きな贈り物をあなたの前に置き、
キャンドルに火を灯し、豊かさをイメージしながら、あなたが感謝しているすべてのものを思います。
そして、選んだ贈り物をバスケットに入れ、感謝していることを言葉で表現し、誰かにプレゼントします。
最近、私は、魔法の世界にハマっているので、
8月1日に、リュグナサドを祝いたいと思っています。
魔法使いが住むノルマンディー
皆さんは、魔法を信じますか?フランス・ノルマンディー地方には、今でも魔法使いが住んでいます。先日、Musée de Vire