フランス語で復活祭を『Pâques(パック)』と言います。
教会の鐘が鳴り響くと天からの贈り物(卵やウサギのかたちをしたチョコレート)を
探す風習があります。
フランスは、『パンデミックのCovid 19』で厳しい外出制限のため買い物する事が大変になり、
今年はパックのチョコレートを買わずに、
我が家のシェフ·キキがフレンチスタイルの
”Chewy Chocolate Cookies” チューイーなチョコレート入りクッキーを
パックのチョコレートのかわりに作ってくれました。
しっとりとした、チューイーの歯ごたえがやみつきになる、
食感のあるクッキーです。レシピと作り方を写真付きで紹介します。
フランスの復活祭 ー Joyeuses Pâques !!
フランスでは、イエス·キリストの復活を祝う宗教行事の『Pâques(パック)』復活祭は、
春分の次の満月の翌日曜日と、『Lundi de pâques(ランディ.ド.パック)』月曜日が、
祝日となります。
なので、年によって変わります。
”キリストの死を悼んで鳴らなかった教会の鐘は、
ローマへ旅立ち教皇の祝福を受け、たまごを受け取ります。
イエスの復活を喜び、知らせるため鐘を鳴らしながらたまごを庭にまいた”
という伝説があります。
- たまご、雌鳥のかたちのチョコレート⇒新しい生命
- うさぎ⇒豊穣
- さかな⇒”イエスが漁師の網を一瞬にさかなで一杯にした”奇跡のシンボル
チューイーなチョコレート入りクッキー
材料
- グラニュー糖 100g
- ブラウンシュガー 165g
- 無塩バター 115g
- 塩 小さじ1
- たまご 1個
- バニラエッセンス 小さじ1
- 薄力粉 155g
- 重曹 小さじ1/2
- チョコレート 200g
作り方
グラニュー糖とブラウンシュガーを混ぜます。
必ず、食用の重曹を使用して下さい。
薄力粉と重曹を合わせます。
チョコレートを大きく刻みます。
バターを溶かします。
塩を入れ、グラニュー糖とブラウンシュガーの中に溶かしたバターを入れます。
力強く混ぜます。
たまごを入れます。
また、混ぜます。
バニラエッセンスを入れながら、混ぜます。
そこへ、先ほど合わせた、薄力粉と重曹を入れます。
生地ができました。
生地の中に、刻んだチョコレートを入れます。
フィルムをして、冷凍庫で30分寝かせます。
生地がアイスクリームのような固さになりました。
クッキングシートを敷いて、丸いボール型にし、間隔をあけて生地を並べます。アイスクリームディッシャーを使うと便利!!
オーブンで12分間、180℃で焼きます。
完成
出来上がりました。
冷やして食べてもいいし、熱いうちに食べると、チョコレートがとろけて、また、違う食感が楽しめます。