夏でも冬でも楽しめるアルプスへ、イッテ見てびっくり!
今回、標高1,600mの高地で夏のバカンスをすごしました。
高地で生活するには、メリットもあればデメリットもあります。
ちなみに、日本からの観光客が多い、モン・ブラン(標高4,808m)の麓にある街シャモニー(Chamonix-Mont-Blanc)は、標高1,035mです。
最大のメリット
まず、最大のメリットと言えば、オーッと声をあげたくなるアルプスの壮大な景色と自然です。
この自然を満喫しながら冬はスキー、夏はハイキングなど様々なスポーツを楽しむことができます。
それだけではありません。
生活する中で、いろいろな発見があり体験をしながら、刺激的な日々を過ごすことができます。
動画 : イナゴの仲間「Arcyptera fusca」
このイナゴは、フランスのアルプス標高2,400m位の高地でも生息できるイナゴです。
足で鳴く鳴き方と、その鳴き声がオルゴールのネジ巻きのように聞こえる面白いイナゴです。
デメリットは ?
”ちょっと買い物にいってくるね。”と簡単に言えないアルプスの生活。
例えば、フランスの食卓に欠かせないパン。
なのに、近くにパン屋がないのにびっくり!
各町にあるレストランで、パン屋が作るパンを前もって予約することができますが、種類が少なく、やや高め、しかも美味しいとは言えないパンばかり。
また、町の小さなお店には、生活に必要な最低限のものしか置いていません。
なので、私の滞在している所から、約17km離れた町まで下山して買い物しなければならないのです。
生活費は高いの?
買い物してみて、やはり物価は高いと感じました。
しかし、水や暖炉の薪はほとんどタダなので、生活費が高いとは一概に言えません。
パリの道とアルプスの道をくらべてみると
パリの道とアルプスの道を比較してみると、パリ郊外のラ・クールヌーヴからシャルル・ドゴール空港までの約17kmは車で”18分”です。
渋滞がなければ、直線なので運転するのは簡単!
アルプスでは、急なカーブと急な坂道が続くので、同じ約17kmの距離でも、”28分”かかります。
実際には、道に慣れるまで下山するのに30分以上かかります。
アルプスでよく見かけるバギー
ちょっとした移動には、徒歩や自転車では大変なのでバギーで移動している人をよく見かけます。
山道は、舗装されていないため、バギーが大活躍なのです。
到着して直ぐ買ったものとは?
地球の温暖化が問題視されていますが、夏のアルプスには、雪が残っています。
実は、残雪側から吹いてくる風は、氷のように冷たいのです。
ひんやりした寒さに慣れず到着してすぐに、滑り止め付きの室内靴下と、登山用の上着を購入しました。
アルプスへ行く時には、必ず持っていきたいアイテムです。
アルプスは、健康にいいの ?
高地は世界的に見ても体に良い影響を与えてると分かっています。
例えば、心血管疾患や体重過多の方々に予防的な効果があります。
週末を山で過ごすことは、とても健康に良い事なのです。
しかし、そこに住むことは別の話です。
ご存知ですか、高所で酸素不足なると?
オハイオ州クリーブランドにあるケース・ウェスタン・リザーブ大学が2010年に発表した研究によると、Perry Renshaw 氏は、標高1,200~1,500mの地域では、標高600mを超えない地域と比べると自殺の有病率が2倍になることを指摘しました。
自殺率が上昇し始めるのは、海抜900m前後とされており、自殺リスクの増加率は30%にも上ると発表しています。
その理由は、脳は酸素不足にとても敏感で、高所では酸素が不足するためとしています。
この低酸素状態に十分に順応できない人は、頭痛や吐き気が原因となり「高山病」と呼ばれる身体的苦痛を伴う症状がでることは古くから知られていることです。
低酸素状態が精神に与える影響については、まだよくわかっていませんが、気分を調整するホルモンであるセロトニンの生成に影響を与える可能性があると発表しています。
山の探検家たちの遠征には、抗うつ剤は「山の憂鬱」にはあまり効果がないので、酸素供給を行うことで鬱病に対処しています。
また、標高8,000mを超える高所を「デス・ゾーン」と呼び、ここでは人体は順応することができないというのです!
今回、高所な山に住むことは大変なんだと分かりました。
高所に行く場合には、十分に気をつけましょう!
オーガニックライターとしても活動中!
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