年に2回収穫できるラズベリーと朝食 - タラソテラピー&ライフ

年に2回収穫できるラズベリーと朝食

rb 朝食

フランスでは、朝晩ぐっと冷え込む寒露(かんろ)らしい季節に変わりました。

冬が近づいています。

そんな中、ラズベリーを毎日少しずつですが収穫しています。

今年に入ってから2回目の収穫!

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うちの二季なりの立派なラズベリー

2021年3月29日から、『ラズベリー 毎年収穫するためのお手入れ法』をブログで紹介しはじめ、

その3ヶ月後に、中間報告をお伝えした6月と7月に、ラズベリーを一回収穫しました。

それから再び3ヶ月後・・・。

今年のフランスは、天候には恵まれませんでしたが、ラズベリーは元気に育ってくれ、秋に入ってから二回目の収穫ができました。

やはり、3月に剪定して手入れした結果だと思っています。

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フランスの朝食

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新鮮なラズベリーとオーガニックのシリアル

フランスでは、共稼ぎの家庭が多いため、朝食は簡単に済ませます。

忙しい朝でも体に良い朝食がしっかり取れる、オートミール、グラノーラ、ミューズリーなどの「シリアル」は、人気があります。

しかし、シリアルは、残留農薬の問題があったため、うちでは、農薬や化学肥料を使用していないオーガニックのシリアルを必ず購入しています。

そして、シリアルだけでは足りない栄養素を補うために、ラズベリーを朝食の時に食べるだけ収穫して食べています。

ラズベリーの栄養と効能
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結構大きなラズベリー

ラズベリーには生活習慣病の予防によいとされるカリウムが含まれています。

これは、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。

そして、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。

その上、貧血予防に効果がある葉酸を含んでいます。

また、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれているので眼精疲労が軽減できます。

腸活と長寿をめざして!Kéfir (ケフィール)ケフィア
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お気に入りのオーガニックのケフィア

ケフィアも”腸活”のためにシリアルに加えています。

”ロシア、世界長寿村、北コーカサスのKéfir(ケフィール)ケフィア” 牛とヤギのケフィアがあります。

ケフィアの特徴は、乳酸菌だけでなく、酵母(イースト)も含まれており、乳酸菌と酵母菌合わせて10種類以上の菌が含まれています。

カロリーもヨーグルトより低く、ヨーグルトを消化しにくい体質の人でも食べる事ができます。

酸味が少ないので、プレーンでも食べやすいです。

  • 腸内環境改善効果
  • 抗菌効果
  • 抗炎症効果
  • 免疫力向上効果
  • 抗アレルギー効果など
植物性ミルク
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牛乳の代わりに植物性ミルクを取り入れてみませんか?

フランスには、いろいろな種類の植物性ミルクがあります。

・ 豆乳: 大豆タンパク質、イソフラボンを含んでいます。

カルシウム入りの豆乳もあります。

遺伝子組み換えでない大豆を使った、オーガニックの商品がおすすめです。

・ アーモンドミルク: 食物繊維が豊富、ビタミンEを含んでいます。

・ ヘーゼルナッツミルク: オレイン酸、ビタミンB12、葉酸、ビタミンEを含んでおり、甘めで飲みやすいです。

他にも、オーツミルクは、カルシウムを含んでおり、また、ライスミルクは、グルテンフリーなど、必要に合わせて変えています。

年に2回収穫するには、ラズベリーの茎を理解しましょう!

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3本茎が出ています。(左より、赤茶色、白、茶色)

ラズベリーは、多年生の植物で、茎は2年しか生きられません。

なので、この左の赤茶色の茎は2年前の茎なので、剪定します。

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剪定しようと思ったら、茎は乾燥して枯れており、ポキッと簡単に取れました。

この茎は、捨てずに雑草防止のために、ラズベリーの周りに敷いています。
暖炉の火起こしに使用する人もいます。

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左 – フロリケーン(去年の茎) 右 – プリモケーン(新しい茎)

二季なりの場合、プリモケーン(新しい茎)は、秋に実がなり、次の年、フロリケーンとなって夏にも実がなります。そして、2年後に枯れてしまいます。

なので、写真左の去年の茎フロリケーンを古い茎と思って、切り捨てないようにしましょう。

ちなみに今年、ラズベリーを増やすために ”挿し木”したお隣さんのラズベリーは、夏に実を付けませんでした。

年に2回収穫したい場合、剪定する際には、あまり切り込みすぎないようにしましょう。

二季なりのラズベリーは、異なった品種を植え、上手に育てると年間を通して、長い期間続けて収穫できます。

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出典 image : e グリーンコミュニケーション

ラズベリーは、鉢植えやプランターで育てることができます。

ラズベリーの木は、とても丈夫で初心者でも育てやすい果実といわれていますので、是非、育ててみて下さい。