2025年のエピファニーは、
キリスト教暦では2025年1月6日(月)に行われますが、
一般にフランスでは、クリスマス後の第2日曜日にエピファニーを祝うので、
2025年1月5日(日)に祝った人が多かったのではないでしょうか?
私も、キリスト教暦より、1日早い5日に、家族でエピファニーを祝いました。
今年のガレット・デ・ロワは、100%手作り
Galette frangipane noisette, cœur coulant chocolat dulcey.
今年のガレット・デ・ロワは、生地から全て手作りで、
とろけるデュルセイチョコレートを入れた
ヘーゼルナッツマジパンのオリジナルなガレット・デ・ロワに仕上がりました。
大好評で、とっても美味しかったです。
エピファニーとギリシャ神話
今回、家族での会話は、
エピファニーは、上記モザイク画が示すように、キリスト教以前から存在し、
この日は、ディオニュソス神を祝う行事だった
と言う話で盛り上がりました。
ギリシャ神話では、ディオニュソスはブドウの木とワインの神。
ディオニュソスのエピファニーは、1月5日(昔は冬至)から6日の夜に祝わい、
トラキア出身のディオニュソスは、太陽の成長とされていたので、
光の復活=ディオニュソスの復活を歓迎するために巨大なかがり火が焚かれ、
この夜は、ディオニュソスが泉からワインを湧き出させていたそうです。
ちなみに、ギリシャ語の「epiphaneia (出現)」から、Epiphanie エピファニーです。