クリスマスが近づくと、各企業がクリスマス向けのCMを放送し始めます。
私は、ここ最近テレビを見ることはありませんが、
偶然、ソーシャルメディアで最後まで見てしまったCMを紹介します。
最初は、CMとは知らず、
最後に、フランスのスーパー「Intermarché」の文字を見て、
これは、CMだったんだと後で、このメッセージがわかったのです。
しかも、調べてみたら、
世界で話題のCMだったのです。
なぜなら、AIを使わずに制作されたということで、
ソーシャルメディア(特にアメリカで)で大成功を収めているとのこと!
愛されていない人とも差別せずに食卓へ
2分強のこのクリスマスのおとぎ話風CMは、
男の子がプレゼントを開けるところから始まります。
そのプレゼントは、彼が怖いと思っているオオカミのぬいぐるみでした。
クリスマスディナーの招待客の一人が、オオカミの物語を彼に語り始めます。
そこからアニメが始まります。
BGMは、クロード・フランソワの「Le mal aimé(愛されない人)」に乗せて物語は進行します。
森の動物たちに食べられることを恐れられ、避けられている一匹のオオカミが、
受け入れられるために野菜料理を作ることを決意します。
笑顔でキッシュを持って現れたオオカミは、
そうして他の動物たちと共にクリスマスディナーの席に自分の居場所を見つけることができた。
という物語です。
2025年珍しい!AI使用しなかったCM
Instagram
モンペリエのアニメーションスタジオ、Illogic(イロジック)の作品です。
100人以上の人々がこのプロジェクトに18か月間取り組んだとの事。
これは、インターマルシェにとって大成功となっています。
