マイホームをローン組んで購入したい方へ、
朗報です。
フランスでは、どんどん住宅ローンの金利が下がっています。
2023年には、金利が4%を超えていたのですが、
2025年3月に入ってから、3%を切りました。
15年ローン 2.89%
20年ローン 2.95%
金利が高かった時期にローンを組んだ方は、交渉して金利を下げてもらうことも可能です。
Les taux de mars 2025 :
Profil 0-40k€ | Profil 40-80k€ | Profil >80k€ | Taux moyen (tous profils) | |
---|---|---|---|---|
15 ans | 2,98% | 2,88% | 2,80% | 2,89% |
20 ans | 3,05% | 2,95% | 2,85% | 2,95% |
25 ans | 3,10% | 3,04% | 2,95% | 3,03% |
過去20年間の金利推移
2022年に入ってからどんどん金利が上昇しているのが、はっきりと見て取れます。
不動産金利は、米国連邦準備制度理事会(FED)の影響に加え、
欧州中央銀行(ECB)が設定する主要金利によっても変動。
ユーロ圏のすべての金利と同様、これらは銀行の金融政策によっても変動します。
ちなみに2016年以降、ECBは、主要金利を0.05%から0%に引き下げたとき、
平均不動産金利はどんどん低下していきました。
私は、この時期を狙ってローンの金利引き下げを交渉し、かなり引き下げてもらいました。
交渉してよかったと思っています。
再交渉することで、月々の返済額を減らしたり、借入期間を短縮することができるのです。
チャンスです!
ゼロ金利ローン(PTZ)
2025年4月1日以降、2025年フランスの財政法により、
「ゼロ金利ローン(PTZ)」は、2027年12月31日までフランス全土の
新築住宅が、金利0%!
なんと無利子で購入することができます。
もちろん、住宅購入資金の全額を融資されるわけではないので、
住宅ローンで補う必要があります。
ゼロ金利ローンは、住宅取得を支援する制度で、
申込手数料は無料、最長期間は25年です。
ゼロ金利ローンの所得上限
PTZの適用を受けるには、所得が一定の所得限度額以下である必要があります。
この所得限度額は、住宅が所在する地域や居住する人数によって異なります。
下の表は、世帯構成と将来の住宅が所在する地域によって、
超えてはならない年収の上限を示しています:
Nombre de personnes occupant le logement | Zone A | Zone B1 | Zone B2 | Zone C |
---|---|---|---|---|
1 | 49 000 € | 34 500 € | 31 500 € | 28 500 € |
2 | 73 500 € | 51 750 € | 47 250 € | 42 750 € |
3 | 88 200 € | 62 100 € | 56 700 € | 51 300 € |
4 | 102 900 € | 72 450 € | 66 150 € | 59 850 € |
5 | 117 600 € | 82 800 € | 75 600 € | 68 400 € |
6 | 132 300 € | 93 150 € | 85 050 € | 76 950 € |
7 | 147 000 € | 103 500 € | 94 500 € | 85 500 € |
À partir de 8 | 161 700 € | 113 850 € | 103 950 € | 94 050 € |
Source : Légifrance
マイホーム購入の際に参考になればと思っています。