フランスで買い物すると、様々な特売商品が、
2個や3個ずつ丁寧にパッケージングされ、
安売りされていたり、
”2個買うと1個もらえる”と、広告されて売られています。
実は、この罠に引っかかることがあります。
経験話し 「Lot de 2」
チョコレートは、購入しやすいように2個入りでパッケージングされて売られていることがよくあります。
見た目 ”1個だけ買うよりもお得”なような気がしませんか?
気をつけましょう!
このような状態で販売されていることはよくあることで、
必ずしも安いわけではありません。
特売している場合には、店内の広告にて
赤色で値段が表示された札が置かれています。
もちろん、この広告を見ると、
消費者としては、安売りしてる!っと思い、
これらの商品を買い物かごの中へ入れてしまいませんか?
しかし、ちょっと待った!
必ず、1個いくらで売られているか確認しましょう。
実は、よくあることなのですが、1個売りされてる同じチョコレートの方が、安い場合があるのです。
そこで、同じチョコレート 1個売りの値段を見てみると 1.80€、2個売りの単価より安く売っていることがあります。
(1個売りの商品を2個買うと3.6€、特売品でないほうが 0.4€安いのです!)
皆さんも、同じ経験をしたことはありませんか?
体験話し 「2+1offert」
フランスでは、スーパーで特売商品を売る場合、
”2つパッケージ買うと3つ目はタダ”という販売方法をよく見かけます。
確かに安いのですが、例えば、上記写真のように、
ヨーグルト8個入り × 3パッケージ=24個!
賞味期限があるため、家族が少ないと食べきれずに捨ててしまうことが頻繁にあり、
このことが、問題視されています。
体験話し 「値札の貼り間違い」
スーパーでは、特売品が多く、特売日に値段の貼り替えが間に合わず
変更されていなかったり、貼り間違えなどよくあります。
この体験話しは、先日体験したお話しです。
私は、買い物する時、自分でバーコードをスキャンしながら買い物します。
今回、購入した特売品は、「チョコレートマフィン 3.5€」。
もちろん、特売品のシールの貼られた方のバーコードをスキャンして値段を確認。
そして、レジへ
たまに、ちゃんとスキャンできているかコントロールがあります。
今回、コントロールがありレジのお姉さんが、
横のバーコード(特売の値段)でなく、
上に付いたバーコード(通常の値段)をスキャンしたので
アウトマークが…。
私が購入した全ての商品がコントロールを受けるハメに!
手間がかかるので、お姉さんにブツブツ文句言われながら、
「あなた、ブルーベリーマフィンをスキャンしてチョコレートマフィンを取ったでしょ。」
って、言われる始末。
慣れている私は、特売品のシールを剥がし、
「チョコレートマフィンなのにブルーベリーマフィンのチケットを貼ったのは、そちらの方」、
「スキャンし間違えたのも、そちらでしょ。」って、
お姉さんの態度が一変して穏やかに、
そしたらなんと、通常の値段は 3€なのに、通常の値段より高い 3.5€で
特売品として販売していたことが判明!
コントロールがなかったら、0.5€高く払うところだったのです!
今回の出来事がなければ、3分で支払いを済ませて帰宅できたのに、
相手側のせいで、余計な時間を取られてしまいました。
文句を言っても仕方ないので、
「コントロールされて得した。」と言って、仲良くお別れしました。