フランスのカルバドス県にある可愛いお城「サン・ジェルマン・ド・リヴェ城」(Le château de Saint-Germain-de-Livet)へ、行ってきました。
お城を見学するには、おとな9€、こども5€の入場料と、8月9日から義務化された「衛生パスポート pass santaire」が必要となります。
城へ向かうと、通り道に白い孔雀が”ゴロン”と寝転がっているのにびっくり!
白い孔雀が、放し飼いされているとは知りませんでした。
人に慣れているので、近づいても目を閉じて休んでいる孔雀は、ビクとも動きません。
ちなみに夜は、木の上で寝るそうです。
確かに、このお城は、孔雀が似合うお城です。
他にも、二羽孔雀がいます。
とても、孔雀のことが気になったので、ガイドに、いろいろと質問してみました。
まず、ここの城にいる孔雀たちは、美しい目の模様の羽がないので、どうしてなのか質問しました。
答えは、なんと、孔雀の羽は毎年新しく生え変わるとのこと!
いつもゴージャスな羽を広げているイメージしか見たことがないので、
お恥ずかしながら、私は、孔雀の羽が生え変わることを知らず、飛んで逃げないために羽を切っているのかな?と思っていました。
ガイド曰く、放し飼いしていても、この城に餌があるので逃げないそうです。
孔雀の羽は、12月頃から新しく生え始め、繁殖期の4月から6月にかけて美しく生え揃うとのこと。
その後、7月から再び羽が抜け始めるそうです。
また、お城の庭に抜け落ちた羽は、持ち帰って良いそうです!
ちなみに、孔雀のオスの羽は、目のような模様が羽の1本に1つ付いており、この羽が、約140本生えています。
上記写真を見ると、孔雀は、キジ科の鳥類ということが納得できます。
飾り羽を入れたオスの体長は180 – 250cm、体重は4 – 6kg、メスは60 – 90cm、体重は3 – 4kgです。
また、鮮やかな羽の色は色素によるものではありません。
基礎となる色は茶色で、光を乱反射する表面形状をもつ角質と、その内部に含まれるメラニン色素の粒によって、シャボン玉やコンパクトディスクのように、光の当たり方でさまざまな色彩に発色する構造色なのです。
知ってるようで知らなかった孔雀について、知ることができました。
次回は、お城についてお伝えします。