ゴミの山だった所が現在、バラの咲く素敵な公園になった場所へ散歩に出かけました。
この公園は、噴水があり、バラが咲き乱れ、ピクニックできるなど、みんながくつろげる大きな公園ですが、この公園の歴史を知ると、見方が変わってくる公園でもあります。
「LA COLLINE AUX OISEAUX」 フランス語で、「鳥たちの丘」と名付けられたこの公園は、当時、ゴミの山に鳥が群がっていたことから、このように名付けられました。
下記添付の動画でその様子を見ることができます。
その後、市内近郊にあった廃棄物処理場のゴミの山のすぐ隣に、アパートが立ち並び始め、ゴミの匂いや安全面、衛生面などが問題視されるようになります。
公園の歴史
1923年11月、フランスのカーン市議会は、住民のゴミを受け入れるために、市内の近くにあった採石場を廃棄物処理場にしました。
昔は、リサイクルなどの観念がなかったので廃棄物は山積みにされていました!
当時のプラスチックや瓶などリサイクルされなかった多くのゴミが、現在もその形を残したまま、この公園の下にあることを実際に見ることができます。
その後、1972年コロンベル町に「カーン地域の家庭ごみと一般産業廃棄物の焼却場」が建設されます。
そして、廃棄物の山は高さ約20メートル、面積は9ヘクタールにも及んでいた”ゴミの山”に終止符を打ちます。
1974年9月13日の市議会で、環境担当副市長だったファンク・ダンコム氏が、埋立地に公園を作ることを提案し、現在に至ります。
今では、ここが廃棄物処理場だったことを知らない住民もいます。
出典: histoire-de-la-colline-aux-oiseaux
憩いの公園へ
この公園には、動物もいます。
牛、豚、ロバ、ヤギ、羊、鶏そして、孔雀!
最近、私は孔雀に縁があります。
この公園にも、孔雀がいました。
孔雀についてのブログは、コチラから