3月3日、今年もうちの桃の花が咲きました。
日本は、桃の節句(雛祭り)ですね。
フランスにも四季があり、
この頃になると、花が咲き始め、春が近づいているなぁっと感じます。
「桃栗三年柿八年」うちの桃はもう五年…
うちの桃は、苗から植えて5年目になりますが、未だに実がなりません。
”桃栗三年柿八年”なので、三年目には実をつけるはずなのに…、
品種は、「ラ・ペッシュ・ド・ヴィーニュ La pêche de vigne」」です。
私の夢は、うちの桃で、
フランス発祥のデザート「ペッシュ・メルバ pêche Melba」を作って食べること!
フランス版パフェ「ペッシュ・メルバ pêche Melba」
フランス発祥の「ペッシュ・メルバ pêche Melba」ご存知ですか?
基本となる材料は、”桃、バニラアイス、ラズベリーソース”だけ、
日本の”パフェ”のようで、子どもから大人まで人気のある
フランス伝統デザートの一つです。
このデザートは、”料理の王様”オーギュスト・エスコフィエ(Auguste Escoffier)が生み出したました。
オーギュスト・エスコフィエは、フランスの料理人、レストラン経営者、料理研究家で、
パラス(超高級ホテル)の洗練された料理を近代化し、数々のレシピを生み出し、
そして、フランス料理を世界に広めた人物です。
また、後継者にも影響を与え、仕事の分担を合理化し、
料理人の良いイメージを保つために、
清潔、几帳面、飲まない、吸わない、大声を出さないを導入した方です。
1928年、料理人として初めてレジオン・ドヌール勲章(L’ordre national de la légion d’honneu)を授与しています。
フランスのヴィルヌーヴ・ルーベにある「エスコフィエ美術館」
美術館を訪ねた後、桃のシーズンになると「ペッシュ・メルバ」を試食することができます。
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去年、エスコフィエの活躍をまとめた番組が放送されました。