フランスでは、6月4日は「母の日」なので、プレゼントを買いに、
コスメ・ケア用品のショップへ行ってきました。
そこで、機内持ち込み用の透明のポーチに透明の容器をみて、
ふと思い出した最近の話…。
2006年、空港では100mlを超える液体容器の持ち込みが禁止され、
セキュリティが強化されてから、透明のポーチや透明の容器は、
重宝アイテムとなりました。
セキュリティが強化されてから、透明のポーチや透明の容器は、
重宝アイテムとなりました。
ご存知ですか?3D手荷物検査スキャナー
ご存知ですか?
新しい3D手荷物検査スキャナーのおかげで、
”機内持ち込み、液体100ml”の規制が緩和されるかも知れません。
2022年10月から2台のスキャナーを試験的に導入している
フランスのオルリー空港の第3ターミナルの手荷物検査では、
液体を入れた透明ポーチ、コンピューターなど、
取り出す必要がなくなったのです。
なんと、英国の空港では、2リットルまでの液体の持ち運びが許可されることになりました。
従業員も喜ぶ、3D手荷物検査スキャナー
この技術は、セキュリティチェックをよりスムーズにする一方で、
検査の精度を上げることができるとのこと。
数秒後に画面に表示される手荷物の3Dビジュアルを前にしたオペレーターは、
画像を回転させてあらゆる角度から見ることができるので、
ADPの検問所の下請け会社であるSécuritasの従業員は、
手動による検査が少なくなったことを、喜こんでいるそうです。
2022年10月から1年間、オルリー空港での試験運用を経て、
2023年10月からは、ロワシー・シャルル・ド・ゴール空港で試験運用を行う予定です。