フランスでも根強い人気のあるハンバーガー市場に、アメリカ・コロラド州デンバー発祥の「スマッシュ・バーガー」が、フランスのノルマンディーに上陸!
ニュージーランド出身の友達が経営するブランチのできるカフェ・レストランで、先日、お勧めのランチを頼んだら”ハンバーガー”でした。
見た目は、いつものハンバーガー、でも食べてみると、
あれ?何かが違う。
食べだしたら止まらないジューシーなハンバーガーに”美味し!”と言いながら、あっという間に完食。
食べた後に、これが「スマッシュ・バーガー」と知ったのです。
私の食べた、限定スマッシュ・バーガー
SMASH IT 😍、2週間限定の自家製オニオンリングとBBQソースのスマッシュバーガーを食べました!
フランスでスマッシュ・バーガーを流行らせたのは「ダンボ」
「ダンボ」と聞くと、ディズニーの象を思い浮かべますが、スマッシュ・バーガーを流行らせたのは、ディズニーのダンボではありません。
ダンボは、ニューヨークのブルックリン地区「Down Under the Manhattan Bridge Overpass」を指す言葉としても使われています。
スマッシュ・バーガーを流行らせた、パリにあるバーガー専門店「ダンボ」は、このニューヨーク・ブルックリン地区の名を取っています。
ダンボの経営者のチャールズ・ガネムとサミュエル・ナタフは、約10年前、ロサンゼルスでスマッシュ・バーガーに出会います。
その後、彼らはバーガーブームに乗って、パリのムーラン・ルージュのすぐ近くに、小さなアメリカ風のお店「ダンボ」を出店。
火曜から土曜まで100個ずつ、スマッシュ・バーガーを販売し始め、現在では、知る人ぞ知るスマッシュ・バーガーが普及していきます。
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スマッシュ・バーガーって?
フランスのバーガーは、ひき肉を厚めに焼きますが、このスマッシュ・バーガーは、丸めた肉を鉄板に”スマッシュ”するように押し付けて平たく伸ばして焼きます。
極薄の “パティ “をキャラメル色に変わるまで焼くことにより、ジューシーで口の中でとろけるような食感を保つことができるのです。
カリスマシェフ ヤニック・アレノ(Yannick Alleno)のバーガー
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2010年代に、フランスで爆発的に広まった”グルメバーガー”。
フランスのカリスマ・シェフたちが、トリュフ、フォアグラ、熟成したチーズ、ロブスターなどの高級食材を使い、自家製パンやグルテンフリーのパンを使って、高価なバーガーを作り始めます。
その中で、ヤニック・アレノシェフは、42ユーロのバーガーをメニューに入れて一躍有名になります。
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その後、ヤニック・アレノ(Yannick Alleno)シェフは、バーガー専門店「Burger Père & Fils」を2021年5月に開店します。
バーガーはすべての世代に受け入れられる食べ物なので、常に流行していて、提供しやすいメニューの一つなのです。
みなさんも、スマッシュ・バーガーを食べる機会があれば、是非一度、注文してみて下さい。