最近の私の課題は、食生活を見直すこと。
確か、ヴィーガン食は、血圧とコレステロールの低下、心臓病、2型糖尿病、一部の癌の発生率の低下につながると言われていたなぁ…。
ウェールズに住んでいた頃、私の周りには、ベジタリアンやヴィーガンの人が多く、自然にベジタリアンやヴィーガンのような食生活を送っていました。
皆さんもご存知の通り、イギリスは、ヴィーガン発祥の地!
私がヴィーガンになれない、一つの理由
私の場合、100%ヴィーガン生活すると、鉄分不足になりやすく、いつも貧血気味だったので、続けることはできませんでした。
一般に、ヴィーガンの人達にありがちなのは、タンパク質やカルシウム等が不足しがちで、ビタミンB12とビタミンDも、植物性食品からの摂取は難しいとされています。
なので、現在は、なんでも食べています。
メタボ食 ノルマンディーの郷土料理
その後、フランス・ノルマンディーへ移住してからは、ノルマンディーの郷土料理を食べています。
実は、ノルマンディーの郷土料理は、チーズ、クリーム、バターなど、脂肪を体にためてしまう食品を多く使用する料理なのです。
そこで今回、医者から食生活を指摘され、メタボリックシンドロームにならないために、
再び、ヴィーガン食を見つめ直してみました。
ヴィーガンの「ブリオッシュ」
フランスのスーパーでよく見かける、金髪の女の子がマークのブランド「La Fournée Dorée」のブリオッシュ。
20年以上、ブリオッシュなどのパンを製造しているフランスではポピューラーなブランドです。
このブランドから、ヴィーガン・ブリオッシュが販売されていたので購入してみました。
もちろん、バターや卵は、使用されておらず、
100%植物性のものに置き換えられています。
ヴィーガン・ブリオッシュのカロリーは?
297 kcal / 100 g
脂質 5.8 g / 100g
うち飽和脂肪酸 1.1 g / 100 g
普通のブリオッシュのカロリーは?
337 kcal / 100 g
脂質 12g / 100g
うち飽和脂肪酸 6 g / 100 g
比べてみると、ヴィーガンのブリオッシュの方がヘルシーと言えます。
ヴィーガン食品と超加工食品
Nova score 4 : Aliments hautement transformés
(超加工食品レベル4)
ショック!今回購入したヴィーガン・ブリオッシュは、超加工食品だったのです。
”超加工食品を食べれば食べるほど、がんのリスクを高める”とフランスでは言われています。
超加工食品を定義している米国糖尿病学会(ADA)によると、
上記のヴィーガンのブリオッシュは、超加工食品なので、がんのリスクを思うと、食べないほうがよいのです…。
実は、気をつけないと、スーパーで販売されている ”ヴィーガン”と書かれた食品は、超加工食品が多く販売されています。
ヴィーガンと書かれていたので、ついつい買ってしまいましたが、
次回は、気をつけたいと思います。