久しぶりに、映画を観に行ってきました。
伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」を映画にした『ブレット・トレイン』を観ようと思っていたのですが、
この映画の予告を見て自分の好みではなかったので、変更することに…。
結局、すごく観たい映画は、ありませんでしたが、
4DXの映画を観たことがなかったので、
4DXで放映されていた『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』エブリシング・エブリホエア・オール・アット・ワンスのチケットを購入しました。
4DXのチケットは、少し高め
私は、労働組合から格安チケットを購入することができるので、
映画は、5ユーロ(約720円)で、観ることができますが、
4DXは、3ユーロ(約430円)の追加料金を払わなければなりません。
1€=144円 (9月現在)
コインランドリーを経営する中国系アメリカ人夫婦、主人公エブリン(妻)は、「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、夫とともにマルチバースにトリップ、カンフーで、悪と戦うべく立ち上がる…という映画です。
二度と買わない!「4DX」のチケット
最先端の体感型シアターと言われており、前後上下左右に動くモーションシートに、水や風、香り、フラッシュなどが、映画の様々なシーンに連動し、映画を「観る」から「体感する」に変えた、五感を揺さぶる次世代のシアター。
早速、席に着くと、座り心地の良いシートに大満足。
しかし、映画が始まると、足音に合わせてシートが動き出し、映画に集中できない…。
リラックスしていたのに、シートが動き続けるので、ゆっくり鑑賞できない…。
食事のシーンでは、いい香りとは言えない、へんな匂いが…。
上映中、何度も、同じ香りが吹き出してきたので、服に匂いが染み付く始末。
この映画は、水は使われていませんでしたが、ON、OFFの設定が可能です。
カンフーのシーンが多かったので、強い風、フラッシュ、シートの動きが荒々しく、揺さぶられすぎて、
映画を観ているのか…アミューズメントパークに来ているのか…
複雑な気分でした。
そして、一番不快だったのは、”背中への衝撃”。
後ろに座っている人から自分のシートを蹴られた感覚のする”背中への衝撃”は、
もう二度と4DXで映画を観ない!と決定付けました。