最近、Gastro-entérite (胃腸炎)にかかる同僚が増えています。
フランスでは、簡単に ”ガストロ”言うことが多く、
私も、以前かかったことがありますが、
すぐに、嘔吐、下痢の症状がでて、苦しい思いをしたことがあります。
ガストロは、本当にかかりたくない病気の一つです。
胃腸炎にコーラ
消化管粘膜の炎症でもあるので、下痢や腹痛、嘔吐を起こします。
ガストロにかかった場合、”水だけを補給”するのはよくありません。
糖分、ナトリウム不足になるので、これらも補給しなければならないのです。
そこで、フランスでは、ガス抜きしたコーラが万能薬として飲まれています。
ガスがあると胃が膨張して嘔吐しやすくなるため、
やはりガス抜きはしたほうが良いと言うわけです。
しかし、コーラには、たくさんの砂糖と少しの塩分が含まれています。
なので、水よりはマシですが、実は、コーラは理想的ではないことをご存知ですか？
お勧めは、リンゴジュース
そこで、水で50％に薄めたリンゴジュースを与えることが推奨されています。
また、デンプン、つまり糖分とミネラルが豊富な米を炊くのに使った水は、
最高の水分補給になります。
その上、ガストロの間は、体力を回復させるために、食事を続けなければなりません。
ブロッコリーやインゲン豆のような緑黄色野菜を食べている場合ではないのです。
米、パスタ、セモリナ、ジャガイモ、パン、調理した魚、脂肪分の少ない赤身の肉などを
選びましょう。
果物のコンポートやニンジンもお勧めです。
胃腸炎ウイルスは非常に感染力が強く、発病した人は、症状が消失した後、
最長で3週間にわたって（糞便を介して）ウイルスを感染させる可能性があります。
汚染された可能性のある場所を徹底的に掃除し、
そして、手をしっかり洗いましょう。
