今日、固定資産税の通知書を受け取りました。
封を開けてみてビックリ!
去年と比べて、➕40%課税されていたのです!
秋の最悪なニュース
不動産所有者にとって”秋の悪いニュース”であることは知っていましたが、
想像をはるかに超え、こんな大幅に税率が引き上げられるとは…。
例えば、ニースでは、2024年には35.3%の課税、昨年と比べると19.2%増加しています。
また、サンテティエンヌでは税率が15%上昇し、
アパートや一軒家の所有者は、なんと44.68%の課税となっています。
さらに露骨な値上げが、小規模な町で採決されているのです!
それが、私の住む町もそうでした。
2023年には50.30%だった固定資産税は、2024年には70.87%となったのです。
なので納税者は、2023年の25.64%から2024年には38.82%になりました。
これは1年で、51.40%の上昇にあたります。
しかし、地方当局の統計によると、フランスの町の16%以上が、
建築物に対する固定資産税の税率引き上げに賛成しているというのです。
ー えっ?そうなの。
逆に、今年、税率を維持したり、引き下げを決議した町もあります。
例えば、パリ市議会は2023年に固定資産税率を2倍に引き上げた後、
今年は、再引き上げしていません。
そのため、2024年の税率は20.5%に固定されたままです。
他の町では、ジェ県のバルクニャン(-8.16%)、アヴェロン県のテロンデル(-8.46%)などが
税率の引き下げを決定しています。
アパートの所有者は、3.9%の引き上げ
税率を維持、あるいは引き下げたとしても、
フランス全土のアパート所有者は、固定資産税が3.9%増加することになります。
これは、2023年12月にINSEEが発表した消費者物価指数(HICP)に基づき、
計算する際に考慮されるインフレ率が直接影響しているからです。
固定資産税 2025年の住宅所有者に朗報?
固定資産税は毎年インフレ率に合わせて調整されます。
従って、2025年の固定資産税の上昇率はもっと低くなるはずであると言われていますが…。
どうなることでしょうか?