4月末なのに…ノルマンディーは、朝と夜、暖房が必要なくらい冷え込みます。
エネルギーを節約したいところですが、
今年の春は、北風が強く、とても寒い春です。
Chèque énergie (エネルギー小切手)
フランス政府から、エネルギー料金の一部を支払うことができる、
「Chèque énergie (エネルギー小切手)」の自動発送が開始されました。
Chèque énergie は、低所得の世帯が対象となります。
収入や家族構成に応じて、該当者へ自動的に郵送で送られてきますので、
申請する必要はありません。
しかし、自分は受け取る条件に該当しているのに、自宅に送付されなかった場合、
請求することができます。
請求期限がありますので、確かめましょう。
Chèque énergieの金額は、48ユーロから277ユーロです。
送付の日程は、2023年4月21日から5月30日
2023年は、4月21日から5月30日の間に、 Chèque énergie が送付される予定です。
Chèque énergie の送付日は、各県により異なり(上記送付日程表参照)、
受け取りまでの期間は、2~4日間となっています。
Chèque énergie で支払えるのは?
電気、天然ガス、その他の暖房用燃料(薪、家庭用燃料など)、
個人向け住宅扶助(APL)、EHPAD、EHPA、独立した住宅、
施設、長期介護施設(USLD)の料金に含まれる暖房費に使用できます。
また、”2024年3月31日”まで、受給者は、エネルギー供給会社にオンラインまたは郵送で
支払いすることもできます。
対象世帯は?
2021年の基準納税額が11,000ユーロ未満の世帯20%が、
この援助を受けることができるようになる予定です。
金額は、N-1年の世帯の基準税収入(RFR)を基に算出されます。
納税者番号を入力するだけで、必要な資格条件を満たしているかどうかを
下記のサイトから調べることができます。
成人1人が1消費単位(CU)となります。
4歳以上の2人目は、0.5CUとなります。
そして、14歳未満の人が1人増えるごとに0.3CUとなります。
単身者の場合、最大194ユーロを受け取ることができます。
夫婦の場合、最大で240ユーロを受け取ることができます。
また、子供が1人いる夫婦の場合は、最大277ユーロを受け取ることができます。
燃料、暖房手当の申請も忘れずに!
2022年末以降、資源に応じて、100~200ユーロの燃料手当、暖房は薪を使用している人へ50~200ユーロの援助も発表されています。
これまで、1200万人のフランス人が、既にこの援助を受けました。
こちらの援助は、申請が必要となります。