フランスは、7月6日より、夏休みが始まっていますが、
ノルマンディーの海も、夏休みを海辺で過ごす人たちで賑わい始めています。
夏休みが長いフランスでは、行政やNGOが積極的に行っている
サマーアクティビティー(コロニー・ド・バカンス)が豊富で、
ある程度の年齢になると、その年齢にあったキャンプなど、
様々なアクティビティーの中から参加したいコロニー・ド・バカンスを選んで、
保護者なしで参加できる文化があります。
また、BAFAの免許を取得したユースワーカー(引率の学生)と共に
夏のバカンスを過ごす子どもたちもいます。
Pass’colo(パスコロ)で、補助金受給
Pass’colo(パスコロ)は、11歳の子供がバカンスに行きやすくなるよう考案された
新しい制度です。
Pass’colo(パスコロ)とは、11歳(中学校入学の重要な年齢)になる年に、
子供たちがホリデーキャンプに行くことを奨励するために作られた政府の制度で、
支給される補助金は、家計の状況に応じて200~300ユーロの間で変動します。
また、受給資格を得るには、子供が2013年に生まれている必要があります。
海水浴
ノルマンディーはここ最近、また気温が下がり、
雨も降ったり止んだり…。
気持ちよく海水浴できる天気ではありません。
しかし、夏休みだし、せっかく海水浴に来たので、
みんな海に入るのですが、冷たい海に悲鳴をあげ、
泳いでいる人は、ほとんどいないのが現状です…。
甥と姪がBAFAを取得
BAFA認定証(Le brevet d’aptitude aux fonctions d’animateur)とは、
BAFA資格を取得すると、未成年者のグループを、お世話することができるようになります。
子ども相手に、バイトができるようになるいうわけです。
しかし、この職務を遂行するために必要なスキルを学ばなければなりません。
ー 子どもについての知識、集団生活、ホリデーセンターやレジャーセンターでの日常生活、
責任感、安全性などを学び。
ー 様々なアクティビティーをするための技術および指導スキル、
各研修生がチームの一員としてアクティビティ・プロジェクトを開発するためのツールなどを学びます。
必要に応じて、未成年者が直面する状況に適切に対応しなければならないので、
現実は、とても難しく大変な仕事です。