フランス、カブール(Cabourg)という町にオープンした、
ベルエポック(フランスの良き時代)の博物館「La Villa du Temps retrouvé」へ行ってきました。
今までの博物館とは違う”博物館”
フランスの小説家 マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』 A la recherche du temps perdu にちなんで、
過ぎ去った時間へのノスタルジーと古き良き時代だった ”ベル・エポック”を見学することのできる博物館です。
マルセル・プルーストについて、詳しくはコチラから、
素敵な博物館へ入ると、
ベルエポックへタイムスリップできる、夢いっぱいの博物館に感動!
ハリーポッターの映画のような、
魔法にかけられた展示品の数々に釘付けになりました。
フランスのベルエポックとは?
フランスの、ベルエポック(良き時代)と言うと、労働組合が誕生して社会が進歩し、
ヨーロッパ初の政党が誕生して政治的多元主義が生まれ、
影響力を増していった時代です。
また、1889年にパリで開催された万国博覧会では、
ラジオの発明や技術的な進歩が注目され、
「フランスの偉大さ」を世界に見せた時代でもありました。
偉大な画家や音楽家を身近に感じることができる博物館
数多くの印象派の画家の作品も鑑賞することができます。
また、ドビュッシーの写真なども展示されています。
自由の女神とエッフェル塔
エッフェル塔を設計し、自由の女神の構造設計にも関わった
アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルの展示会も行われていました。
アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスが贈呈した自由の女神。
1886年に、マンハッタンの南「リバティ島」で完成しました。
この博物館では、パリのアトリエで作られた「自由の女神」の当時の様子を写真付きで説明、
貴重な資料を見学することができます。
自由の女神は、フランスで一度組み立てたあと、
214個のパーツに分解して、ニューヨークへ運んだとのこと!