エクレア作りの天才と呼ばれている、パティシエ・クリストフ・アダンの
「デポ・レガル・カフェ」へ行ってきました。
伝統と現代性が融合した、
おしゃれなカフェで、店内は満席でした。
この場所は、フランス国立図書館へ移送される前の書籍の
受入場所として使用されていた場所です。
緑と金色を基調とした色調は新鮮さとモダンな印象を与え、
パリらしいセンスの良い、入りたくなるカフェ。
私も、今回クリストフ・アダンのカフェとは知らず、
ここで休憩したいと思い、立ち寄ったのでした。
クリストフ・アダン曰く、
「私は、自分が好きなものや旅先で出会ったものからインスピレーションを得て、
こんな場所を作りたかったんです。
一日中オープンしていて、いつでも美味しいものを食べたり飲んだりできる場所。
デポ・レガル・カフェは、まさに心のままに作ったお店なんです。」

« L’Éclair de génie » Christophe Adam
エクレア作りの天才クリストフ・アダン
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彼はエクレアの専門家であり、「L’Éclair de Génie」という店を経営しています。
オリジナルなエクレアは、本当に美味しいです。
ラファイエットでも購入できます。
スキャンダルを巻き起こしたクリストフ・アダン
人種差別疑惑で、「L’Éclair de génie」の創設者クリストフ・アダンが、
アジア系の人々に謝罪したのです!
なぜなら、人種差別にあたる言葉「Tching Tchong チン・チョン」サラダと
言うメニューに記載された名前が、一部の顧客に不快感を与え、
ある顧客がSNSでこの事を拡散したため、炎上し、
非難を受けたため、メニューから削除されたのでした。
アジア人にとっての『チンチョン』や『チントク』は、
マグレブ人や黒人にとっての『ブグヌール』や『ニガー』に相当します。
人種差別的な意味合いを持つのです。
例えば、フランスの植民地時代の過去を連想させる「テット・ド・ネグレ」
と言うフランスのパティスリーは、「ブーレ・ショコ」や「メルヴェイユ」と
現在では呼ばれています。
場所は素敵でしたが、コーヒーを含めて全ての食べ物、
飲み物の酸味が強すぎて、
心地よくコーヒータイムを楽しんだとは言えませんでした。
好みによると思います。