久しぶりに、チョコレート博物館
「Musée du Chocolat Hotot Chocolaterie du Drakkar」へ、
いとこの子供たちを連れて行ってきました。
ここでは、手作りチョコレートを直接購入することもできますので、
クリスマスにプレゼントするチョコレートも購入しました。

フランスの年末といえば、チョコレート
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久しぶりに、この博物館へ来ました。
以前は、ここの所有者がカカオを輸入しており、個性のあるチョコレーを安くで購入できました。
がしかし、現在は、フランス大手カカオ輸入社であるヴァローナのチョコレートを
使用しているとのこと…残念です。
カカオバターを坐薬として使用!
ココアバターは、薬剤師によって坐薬として使用されていたとのこと。
ココアバターは体温で溶ける特性があるため、
坐薬の基剤として日本でも、薬学の世界では一般的に使われているそうなのです。
薬学的な特性
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体温で速やかに融解: 直腸内に入れると、体温ですぐに溶けて液状になり、中に含まれる薬効成分を速やかに放出し、効率よく吸収させることができます。
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日本薬局方への収載: ココアバターは、日本薬局方(Japanese Pharmacopoeia)に「カカオ脂」として収載されており、坐剤(座薬)の基剤として公的に認められています。
理想的な融点
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ココアバターの融点(溶ける温度)は、およそ 30℃から34℃ 程度です。
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この温度は、人間の体温36℃から37℃よりもわずかに低いため、坐薬を直腸内に挿入すると、体温で急速に溶け始めます。
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これにより、座薬に含まれている薬効成分がすぐに放出され、体に吸収されやすくなります。
安定性と安全性
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化学的に安定した脂質であり、天然の酸化防止剤を含むため、腐りにくく、比較的長く貯蔵できます。
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刺激性も少なく、体内で安全に使用できます。

