5月1日に、フランスでは、スズランをプレゼントする習慣があります。
スズランは古くから春の訪れと結びついてきた事から、
1561年シャルル9世の発案により、このことが習慣化されます。
また、5月1日には、誰でも参加できる”スズランの露店販売”で、
お小遣い稼ぎする人もいます。
フランスでは、5月1日に働くと給料が2倍!
5月1日は、メーデーでしたが、私は、仕事を休むことができず、出勤することに。日曜日で、しかも祝日だったけれど、喜んで出勤しました!
罰金135ユーロに、気をつけましょう!
5月1日が近づくにつれ、森林地帯でのスズラン摘みする人がいます。
実は、森林に咲いているスズラン摘みが規制されていることをご存知ですか?
https://www.onf.fr/+/184::rendez-vous-techniques-de-lonf-no6.html
「ONF – n° 6」が許可する摘み取りは「手で持てる程度」、
つまり一人あたり10~15本程度に制限されています。
また、品種保護のため、摘み取り時に球根を取り除かないこと
などがあります。
フランスの多くの森林に自生しているスズラン。
一般に、摘み取りは禁止されているので、
公有林でも私有林でも、森林所有者の許可を得なければならないとのことです。
気になる罰金は、135ユーロ(約2万2,500円 1€=167円)です。
インフレで、スズランも値上げ
インフレで、包装費、光熱費、人件費など、
すべてのコストが上がっているので、販売価格も上がっています。
その上、気候変動が、スズランの価格に影響を与えています。