1803年創業のパリの総合美容専門店「Buly ビュリー」へ行ってきました。
平日だし、そんなに人がいないだろうと思いきや、
1時間待ち!
こんなに待つとは思ってもいませんでした。
もちろん、待ち時間が長ったので、前に並んでいた一部の人たちは、
途中で待つのを諦める人もいました。
店に入ると、店内には客が少なくてびっくり。
なんと、一人一人丁寧に接客しているので時間が掛かっていたのです。
(綺麗にラッピングしてくれ、名前を書いてくれるサービスがあります。)
ちなみに、事前にクリック&コレクトすれば、ここまで待つことはありません。
プレゼントをお買い上げ
19世紀のパリの文化を彷彿とさせるお洒落なパッケージのオイルや香水、
スキンケア、ボディケア、オーラルケアなど、
男女問わず、美と健康にまつわるさまざまな製品があります。
店内も素敵で、初めてだったので、色々な香りを試してみました。
購入後に、オイルの試供品と香り付きのペーパーカタログをもらいました。
バルザックと歴史あるビュリー
創業者のジャン・ヴァンソン・ビュリーは、フランスの調香師でした。
実は、ジャン・ヴァンソン・ビュリーは、バルザックの小説『
』に登場する人物なのです!
ご存知ですか?
創業者の名前は、「Jean-Vincent Bully」と書きますが、
店の名前は「Buly」と”L”が一つです。
これには、大切な理由があります。
Bullyは、英語で野蛮人を意味するので、
英語圏の顧客に不快感を与えないように子音をなくしたのです。
2021年10月、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー1803」は、
LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンに買収されています。
噂のとおり、本当に魅力的なお店でした。