フランスでは、さまざまなブランドの洗濯洗剤があり、
購入の際に、いつも迷ってしまいます。
私は、先日洗濯機を買い替えた時に、洗濯洗剤のブランドも変えてみました。

フランスの消費者は、いつも同じブランドを購入している人もいれば、
ブランドにこだわらず、その日、安売りされている商品を購入する人もいます。
一般に、洗濯洗剤を選ぶ際、重要視していることは、
服がきちんと洗濯されているかどうかで、洗濯洗剤を選んでいるとのこと。
偶然、雑誌『Femme Actuelle』と言う雑誌に洗濯洗剤の記事が掲載されていたので、
読んでみました。
内容は、フランスで最も売れている洗濯洗剤を比べてみた記事です。
11種類の日常的な汚れ(ファンデーション、口紅、インク、赤い果物、チョコレートデザートクリーム、コーヒー、赤ワイン、油、ミートソース、トマトペースト、土)に対する効果をテストし、比較した結果が書かれていました。

– 緑色:シミが完全に消えたか、ほとんど見えない場合
– オレンジ:シミが痕跡を残している場合(見えるが、かなり減少している)
– 赤:シミが非常によく見える、あるいはほとんどそのままの場合。
一位 ARIEL アリエル
アリエルが堂々の1位!
ほぼすべての汚れを落とし、衣類を白する結果がでています。
しかし、洗剤が効果的であればあるほど、洗浄剤、特に界面活性剤を大量に使用することになり、
これらは環境に有害とわかっています。
また、刺激の少ない洗剤を選んだ場合、これらにはフェノキシエタノールという
環境ホルモンとして告発されている防腐剤が含まれているので注意が必要となります。
その他にも、液体洗剤に含まれる香料や防腐剤は、アレルギーを引き起こす可能性があります。
最も問題となる香料は、ブチルフェニルメチルプロピオナールです。
防腐剤としては、イソチアゾリノン系がアレルギーの可能性があることで知られています。
イソチアゾリノンを避けるには、成分表で、ベンズイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、オクチルイソチアゾリノンなど、「イソチアゾリノン」で終わる化合物を避けましょう。
効果、価格、香り、色落ち防止、エコ、低刺激性……洗濯洗剤を選ぶ基準はさまざまです。
洗濯洗剤を選ぶ際に、参考になる記事でした。