現在フランスでは、ガソリン不足が深刻化しています。
ガソリンスタンドに長蛇の列、給油できずに何件もガソリンスタンドを周るなど、
フランスでは、パニック状態になっています。
ノルマンディーに住んでいる私は、今まで”NO パニック”で、毎日、職場へ車で通っていました。
しかし、仕事を終えスマホを見ると、家族からのメッセージが、
このメッセージを読んで、
ついに、ノルマンディーにも、アコーディオン効果の影響が…。
行列を避けたいから、”夜”ガソリンスタンドへ
友達からの情報で、うちの近くにあるピザ屋の隣のガソリンスタンドには、まだガソリンがあることをキャッチ。
そこで、夕食にピザを注文して、ピザを受け取るついでに、ガソリンを入れることにしました。
ガソリンスタンドに行ってみると、人がほとんどおらず、キャンピングカーと私だけでした。
行列することなく、いつものガソリンを満タンに入れて、ピザをお持ち帰りしました。
「アコーディオン効果」と言う比喩
アコーディオン効果とは、例えば、ある車が急に減速すると、次の車も減速し、完全に止まってしまう事。
現在フランスで起きているアコーディオン効果は、
ある人が用心のためにガソリンスタンドへ行きガソリンを”満タン”に入れる、次の人も用心のために”満タン”、日常生活で車をあまり乗らない人も”満タン”…ガソリンスタンドのガソリンがなくなる。
なので、ガソリンがないわけではなく、ガソリン輸送が間に合わない状態になっているのです。
その上、石油グループが賃金要求に関連したストライキ中…。
エマニュエル・マクロン大統領からのメッセージ
🔴 Ruée sur l’essence: Emmanuel Macron appelle “au calme” pic.twitter.com/r9iDxeGf6W
— BFMTV (@BFMTV) October 7, 2022
10月7日(金)、エマニュエル・マクロン大統領は、国民に向けて「パニックにならないように」と述べ、
石油グループのストライキ参加者たちに、賃金要求は正当なものであるが、人々の生活や移動を妨げてはならない。
冷静になり、現在の状況を終結させるよう責任を求めました。