フランス、カブール(Cabourg)という町にオープンした、
ベルエポック(フランスの良き時代)の博物館「La Villa du Temps retrouvé」へ行ってきました。
今までの博物館とは違う”博物館”
フランスの小説家 マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』 A la recherche du temps perdu にちなんで、
過ぎ去った時間へのノスタルジーと古き良き時代だった ”ベル・エポック”を見学することのできる博物館です。
マルセル・プルーストについて、詳しくはコチラから、
![](https://frenchkankan.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20210919_153546_resized_20211012_085149976-160x90.jpg)
素敵な博物館へ入ると、
ベルエポックへタイムスリップできる、夢いっぱいの博物館に感動!
ハリーポッターの映画のような、
魔法にかけられた展示品の数々に釘付けになりました。
フランスのベルエポックとは?
フランスの、ベルエポック(良き時代)と言うと、労働組合が誕生して社会が進歩し、
ヨーロッパ初の政党が誕生して政治的多元主義が生まれ、
影響力を増していった時代です。
また、1889年にパリで開催された万国博覧会では、
ラジオの発明や技術的な進歩が注目され、
「フランスの偉大さ」を世界に見せた時代でもありました。
偉大な画家や音楽家を身近に感じることができる博物館
数多くの印象派の画家の作品も鑑賞することができます。
また、ドビュッシーの写真なども展示されています。
自由の女神とエッフェル塔
エッフェル塔を設計し、自由の女神の構造設計にも関わった
アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルの展示会も行われていました。
アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスが贈呈した自由の女神。
1886年に、マンハッタンの南「リバティ島」で完成しました。
この博物館では、パリのアトリエで作られた「自由の女神」の当時の様子を写真付きで説明、
貴重な資料を見学することができます。
自由の女神は、フランスで一度組み立てたあと、
214個のパーツに分解して、ニューヨークへ運んだとのこと!