最近、風が強く、雨が降ったり止んだりの日々が続いていたノルマンディーですが、
やっと、天気が回復し、気温が上昇してきました。
久しぶりの晴天で、海には散歩する人々がたくさんいました。
なぜ?浜辺に打ち上げられた、たくさんのムール貝
浜辺を歩いていると、ムール貝がたくさん打ち上げられていてビックリしました。
実は、フランス人のムール貝好きは有名で、
現在では、ムール貝の料理を一年中食べる事ができます。
ノルマンディーでは、浚渫船(しゅんせつせん)を使って収穫、漁獲が盛んに行われており、
5月から2月にかけてイギリス海峡や大西洋の野生の堤防から採取されています。
ところで、なぜ一年中ムール貝を食べられるのか?
その理由の一つは、フランスでは、盛んに養殖されているからです。
フランスでは、養殖されている魚介類には、
漁場やムール貝を養殖している国(ムール貝養殖)の記載が義務付けられており、
ラベルに記載しなければなりません。
また、ムール貝の中には、独自のPDO(地理的保護呼称)を持つものさえあります。
その一例が、モンサンミッシェル湾で養殖されるブショーのムール貝です。
ご存じですか?貝類の収穫について
https://www.charente-maritime.gouv.fr/Actions-de-l-Etat/Mer-littoral-et-securite-maritime/Peche-de-loisir/Peche-a-pied-de-loisir-des-coquillages#:~:text=La%20p%C3%AAche%20des%20moules%20s,class%C3%A9s%20o%C3%B9%20elle%20est%20interdite.
個人で貝を収穫できますが、4cm以下の大きさの貝は、元の場所に戻すようにとか、
持ち帰って良い重さ制限などの規則が決められています。
環境を維持していくために守りましょう!