エマニュエル・マクロン大統領が、フランス大統領選挙期間中に発表していたとおり、
2022年より、公共放送受信料が廃止されます。
その金額は一律で、138ユーロ(約1万9,000円)、
海外にあるフランス領は、88ユーロ(約1万2,000円)、
毎年、徴収されていました。
(1€=140円 7月現在)
2022年に、公共放送受信料がすでに差し引かれている金額は、後に払い戻されます。
フランスでは、現在まで「公共放送受信料」は、「住民税」とともに徴収されていました。
しかし、2023年から住民税が完全に廃止されるため、公共放送受信料のあり方が議論となっていたのです。
今回、フランス政府の発表により、
これから、住民税と公共放送受信料の徴収額は、”0ユーロ”となります。
今後のフランスの公共放送についてですが、
「フランス・テレビジョン」「ラジオ・フランス」「アルテ(独仏共同出資のテレビ局)」などのテレビ局は、民営化する予定は、ありません。
また、資金は、国家予算で補填するとのこと。
うちの家は、全ての部屋にRG45コンセント!
私は、いつかテレビ用のコンセントが必要ない時代が来ると思い、
新築した家の全ての部屋に、テレビコンセントの代わりに、「RG45のコンセント」を取り付けてもらいました。
実は、このコンセント、簡単には取り付けてもらえませんでした。
まだ、現在のように普及していない時代で、
“なんでみんなと同じ普通のコンセントを選ばないのか?”
“このRG45のコンセントが使えなかったらどうするのか?”と質問され…。
取付け工事を頼んだ電気工事会社の社長には理解されず、説得するのに時間が掛かりました。
この時、”テレビのコンセントがないと、家を売る時に売れないよ!”
とまで言われたのです…。
電気工事会社の社長は、経験豊富ないい人でしたが、無難に仕事をしたいタイプの人。
その後、”社長の息子さん”が理解してくれたおかげで、取り付けてもらえることになり、
現在、便利で快適な生活を送っています。