家族が集まるとよく作るデザート「シャルロットケーキ」
フランスで最も愛されているデザートのひとつです。
実は、このシャルロットケーキは、イギリス発祥のケーキということに、
驚きました。
フランスの女の子の名前でもある”シャルロット”
私は、フランス発祥のケーキと思っていました。
イギリス発祥のシャルロットケーキ
19世紀初頭に考案されたシャルロットケーキは、ジョージ3世の妻であり、
ヴィクトリア女王の祖母であるシャルロット王妃へのオマージュのケーキとのこと。
バターを塗ったスライスしたパンやブリオッシュを、縁がフレアになった型に入れて、
フルーツ・コンポート(リンゴ、洋ナシ、プラム)を詰めたケーキでした。
ちょっと特別なのは、焼いて熱いうちに食べていたこと。
ティータイムにぴったりのグルメなデザートだったそうです。
フランス版のシャルロット
うちでは、家族が集まると、「チョコレートムースのシャルロットケーキ」が、
デザートによく出てきます。
ちなみに、イギリスとは違い、フランスのシャルロットケーキは、冷やして食べます。
フランスで知られているシャルロットケーキは、1800年にアントナン・カレームという
フランス人パティシエによって考案されたそうです。
当時、イギリス君主の厨房で働いていたカレームは、レシピを少し変更し、
ブリオッシュの代わりにビスキュイ・キュイエールを使い、
ババロアを加えることにしたのです。
また、冷やして食べるようにし、
フランス版シャルロットケーキが誕生します。
「シャルロットケーキ」を作りました!
リンゴのシャルロット、イチゴのシャルロット、チョコレートのシャルロットなど、
いろいろなシャルロットケーキがあります。
今回、季節のフルーツを使って、
「モモのシャルロットケーキ」を作りました。
1. ビスキュイ・キュイエール:卵白120g、砂糖100g、黄身80g、小麦粉100g
200℃10分間焼きます。
2. ババロワ:クレム・オングレーズ+ジェラチン6g、生クリーム250g、バニラビーンズ、モモ3個
3. デコレーション:自宅で収穫したいちじく、ブルーベリーとゴールデン・キウイ
ビタミンいっぱいのケーキを
おいしくいだきました。